当ブログの栄えある最初の記事は、ここになりました。
かつては県庁所在地だったこともある、埼玉随一の歴史と伝統の街、川越。
その中央図書館ですから、歴史と風格があります。
蔵書数はwikipediaによると、埼玉県でも屈指の52万冊。
書棚に並んでいる本は、特別多い印象はないのですが、閉架の書庫が大きいのでしょう。
近隣の他の図書館に無い本も、検索するとここなら見つかる、ということが多いです。
とりわけ古い本には圧倒的に強い。
ここに初めて来たのは、もう四半世紀も前のこと。
以来何回訪れたかわかりませんが、職場の近くなので出勤前か後に寄ることばかりで、あまりのんびり長居したことはありません。
外観も館内も昔からあまり変わっていない気がしますが、古さや薄汚さは感じません。
さて、この日訪れたのも、すっかり日も暮れた夜6時半、閉館30分前。
不要なリサイクル本の譲渡をしているとの貼紙を玄関に見つけ、滅多に行かない三階に。
人気の無い廊下の一角に、リサイクル本の棚がありました。
しかし、、全く聞いたことのない作家(失礼)のSFシリーズの途中の巻、古いゴルフ雑誌、など興味を惹かないものばかり。。
ここでは年に一回?除籍した本の譲渡会をやっていて、そこでも引き取り手の無かった本たちらしいので、しょうがないでしょう。
一階の書棚を見て回るうちに、気がつけば閉館時間の夜7時。結局今日は1冊も借りずに図書館を後にしました。
川越市内の図書館は、なぜかどこも駐車場監視員のおじさんorおじいさんが目を光らせており、
閉館時間を過ぎたら一刻も早く敷地から出ていけ、という無言のプレッシャーを感じます。
まあここに関しては、観光客が押し寄せる蔵の街にほど近いという好立地でもあるので、監視は必要なのでしょう。
駐車料金を取られないだけでも感謝しなくては。