図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

ふじみ野市立上福岡図書館(埼玉県)

ここも初めて来たのはかれこれ20年前。。以来何度訪れたか知れません。

当時は上福岡市立中央図書館でしたが、大井町と合併し上福岡市が消滅した今は、ふじみ野市立です。

 

ここの特長は、開館時間が長いこと。

朝は9時から夜は8時まで開いています。

しかも、月曜日を定休にする図書館が多い中、ここは月曜から日曜まで休み無し!

定休は基本、月に1日だけのようです。

しかし年末の店じまいはちょっと早めで、今日(訪問日は12月26日)が年内最終営業日でした。新年は1月5日からです。

 

上福岡と言えば爆笑問題太田光さんの出身地、というのも記事に書こう、などと考えつつ中に入ると、、

なんと、この日は太田さんの特集コーナーが設置されていました。

残念ながら館内撮影はNGとのことで写真はありませんが、

太田さんや爆笑問題の著書が、20冊ほど並べられていました。

展示されている生い立ち紹介を読むと、当館からほど近い、上野台小学校の出身とのこと。

読書好きで友達がいなかったという太田さんなので、もしかしたら幼き日にはここに足繁く通っていたのかもしれません。(※)

 

さて、館内紹介ですが、

広々ゆったりとしており、 本棚の背も高く、品揃えは充実しています。

蔵書はネットで見つけた情報によると、約34万冊。なかなかの数です。(ただし平成21年の情報)

あまり観たことはありませんが、LDの品揃えも充実しており、館内視聴が可能。

しかし後継のDVDすら映像メディアの主役の座を降りつつあるこの時代、さすがにLDは老朽化が進んでいるようで、再生不具合がよく起きるとの注意書きがありました。

ともあれ、入口脇にはささやかなカフェがあり、軽食も取れるので、その気になれば館内で1日過ごすことも可能でしょう。

気分転換に外に出れば、すぐの所には福岡中央公園。桜の時期には花見客で賑わいます。

 

この図書館でやや気になるのは、至る所で目に入る、「盗難多発」「御注意ください」の掲示

「本の盗難が多発しています」との掲示も。

また、主要な新聞は、切り抜かれてしまうことが多いので、カウンターで閲覧請求しないといけないという不便なシステムに。

残念なことに上福岡は、この地域ではあまり治安のよろしくない街として知られているのですが、その気質は図書館内にも及んでしまっているのでしょうか。

そういえば昔、私もここで傘立てに挿していた傘を盗まれたことがあるのを思い出しました。。

 

ちょっとネガティブなことを書いてしまいましたが、それでもここは付き合いの長い、お気に入りの図書館です。

年末休みを挟むので、今日借りる本の返却期限はいつもより長めの3週間。

せっかくなので、太田さんの本も含め、何冊か借りこみました。

 (そういえば、上福岡市立の時代には通常でも3週間でした。大井町との合併時に大井町の図書館に合わせて、一般的な2週間になってしまったようです)

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(※後記)

この時借りた、爆笑問題・太田光自伝 によると、

友達がいなかったというのは、高校生の時だけだったそうで。

図書館のエピソードも特に出てきませんでした。

 

ふじみ野市立図書館