図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

中央区立月島図書館(東京都)

珍しく、仕事で東京の有明に来ました。

折角なので、どこか図書館に寄って帰ろうと事前調査をしていたところ、
有明、お台場辺りには無く、近くだと東雲、豊洲辺りになるようです。
住宅地でもなく、3、40年前までは海だった所なので、そんなものでしょう。

では、東雲図書館に行こう、と企んでいたのですが、
念のためネットで調べてみると、江東区立図書館は、第三金曜日がお休み!
図書館にはこういうイレギュラーな休館日が多いので、事前チェックが大事です。
ちなみにGoogleMapはこういう高度なカレンダーには対応しきれていないのか、堂々と”開館中”と表示されたりするので信用なりません。
豊洲も同じく休みのようなので、やむなく他を探すと、近そうなのは、中央区立月島図書館。
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豊洲駅から、満員の東京メトロ有楽町線を一駅で降りると、月島駅
清澄通り沿い、10番出口を出るとすぐ、中央区民センターの3階に図書館があります。
なんと言っても東京は中央区のビルの1フロアなので、こじんまりとした窮屈なものを想像していましたが、
意外や意外、広々ゆったりとした空間が広がっていました。

エレベータを降りた入口正面がカウンターですが、横に自動貸出機。
取り置きの予約資料は小部屋の中に並んでいて、セルフ式になっていました。
先日、武蔵野市で初めて見て、珍しく思っていたのですが、都会では普通なのでしょうか。

カウンターの左に行けば児童書コーナー。
すぐ横はCDコーナー。
右が一般書で、かなり充実しています。

窓際には数少ないながら学習席があり、夜7時という遅い時間ながら学生たちで占められていました。
これまたごく少量ながら、漫画のコーナーも。
地域資料はそこそこ充実していて、歴史と真面目さを感じさせます。

ぐるっと眺めて回っていると、文芸書の棚の一角に目が引き付けられました。
2015年に爆発的ヒットとなった又吉直樹氏の「火花」が、8冊も並んでいる!
レンタルビデオ屋の新作じゃあるまいし、同じ本をこれだけ並べるのは如何なものかと。
他にも、数年前にベストセラーとなった本は2冊並んでいるのを多数見つけましたが、
さすがに8冊というのは他には無さそう。
(後で調べたら、貸出中の本、更に文庫本も含めて、計13冊保有している模様。。)

雑誌コーナーには、発行人の重大不祥事で休刊になったDaysJapanが珍しく置いてあったので、
その最終号を感慨深く眺めたりしてから、
もう1館、図書館をはしごしようとの決意を心に秘めつつ、
図書館を後にしました。

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図書館のある清澄通り

さて月島と言えば、もんじゃ。
図書館周辺にこそもんじゃ屋は無く、よくあるファミレスや居酒屋があるばかりですが、
有名なもんじゃストリートは徒歩数分の所。

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もんじゃストリート

ここに来ると逆にもんじゃ以外の店が見当たらず、夕食時ながら一人ではやや入りづらいので、
隣町を目指すことにします。

月島図書館 図書館情報 - 中央区立図書館