図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

富士見市立図書館鶴瀬西分館(埼玉県)

今日は近所の図書館を紹介します。
富士見市立図書館鶴瀬西分館。
自宅の最寄りは、徒歩5分ほどで行ける三芳町の図書館なのですが、
ここも徒歩10分ほどで行けてしまいます。

図書館to図書館も10分足らずなので、はしごすることもしばしば。
ありがたいことに、ここは開館時間が平日、休日とも朝9時~夜7時まで、と比較的長めで、
休日の6時に三芳町の図書館を締め出された後、こっちに来ることも。

同じ自治体の中だったら、こんな近くに図書館が2つ建っていることは無いのでしょうが、
境界付近に住んでいる人の役得です。

住宅地の中の狭い道沿い、鶴瀬台小学校にくっついて、ひっそりと佇んでいます。
目立たないので、地元でも知らない人も多いのではないでしょうか。

 

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小学校と一体化した図書館

ここは、いつ来ても人が少なめです。
この日は珍しく平日に来たのですが、
いつも来る土日と同様、やはり閑散としていました。

朝の開館直後、出勤ついでに本を返しにちょっと寄ることもありますが、

そういう時は特にお客さんがいません。下手するとスタッフの方が多いくらい。

 

蔵書数はおよそ3.4万冊と、かなり小規模。
富士見市の中央図書館の10分の1以下です。
視聴覚資料は置いていません。

近所なので、暇な時に散歩がてら良く来るのですが、
正直、読みたい本は大方読んでしまった気も。。

最近気付いたのですが、新聞は朝刊しか取っていないようで、これもやや残念な点です。

富士見市は、2020東京オリンピックパラリンピックで、
セルビア共和国のホストタウンになったとのことで、
セルビア特集コーナーが作られていました。
テニスのジョコビッチ選手、国内の観光地などの紹介が壁に貼られています。
と言ってもセルビアを扱った本がそう多くあるはずもなく、数えるほどの冊数が並ぶだけでした。

ここの特長は、中央図書館と同様、
なぜかIT技術者、ソフト開発者向けの本に力が入っていること。
この規模なのに、まあまあ高価なオライリージャパンの本が20冊以上も置いています。
雑誌の種類も多くない中、「日経ソフトウエア」を購読してくれています。

以前は駐車スペースがあったのですが、学校関係者専用になってしまい、一般客は使えなくなりました。
私は徒歩や自転車で来るのでいいのですが、益々客足が遠のきそうです。。

 

この日も、結局本は借りずに出てしまいました。

外に出ると、向かいには、老夫婦が営む定食屋さん。
とてもお得で、500円台で食べられます。ボリュームは控えめですが。
あいにくこの日はお休みでした。

東に行けば、団地の中を通って徒歩10分ほどで鶴瀬駅。
南西に進むと、昔ながらの商店街が。
しかし、営業しているのかしていないのか分からないような店が大半で、
行き交う買い物客もおらず、風前の灯火です。。

 図書館も、商店街も、もうちょっと盛り返して欲しいところです。

 

施設案内 鶴瀬西分館 | 富士見市立図書館