図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

宗岡第二公民館図書室(埼玉県 志木市)

水谷東の図書室を出て、次に向かいます。
自転車で10分とかからない、至近距離にあるのがここ。

と言っても近くまで来てから、しばらく迷ってしまいました。
ここは何年も前に一度だけ来た覚えがあるのですが、記憶が曖昧で。

この辺りは、大きな高校がある以外は家がぽつぽつ建つだけの、寂しげな所。
記憶を頼りに探そうとしましたが、それらしきものが見当たりません。

GoogleMapで調べると、先刻通り過ぎた、大きなビルの場所を指しています。
やはりあそこだったか、と引き返します。
しかし外からは、玄関にも、どこを見ても、図書館があるとは一言も書いていません。
本の返却ボックスは置いてあるので、まあここだろう、ということで入ってみます。

f:id:n344sj:20200215233929j:plain
この三階に図書室がありました

それにしても、こんな綺麗なビルだったっけ?ここまで来ても記憶が蘇りません。

中に入っても、やはり図書室の案内が見つからず。
とりあえず階段を上ってみると、三階にありました。

ビルの上階の方だった、という点だけは記憶に合致するのですが、
やはり何か違う。。

同じフロアには子育て支援室があったり、
図書室前の勉強スペースは女子中学生で占められていたり、
この一帯の年齢層はかなり若めです。

図書室の中に入ると、思いの外こじんまりとしています。
蔵書数は約3万冊。

ここも、面積の半分以上は児童書が占めている様です。
ゴロゴロしながら絵本の読み聞かせのできる、円いスペースがありました。
この時は誰もいませんでしたが。。

一般図書の方はと言うと、
文芸書はそこそこありますが、他のジャンルは少なめです。
私が良くチェックする、旅行、語学、コンピュータは、どれも壊滅的。。

文庫本はそれなりの数ですが、
年配男性に人気の佐伯泰英を始めとして、半分以上が時代小説、という偏りぶり。

雑誌、新聞も全然置いていない。。
と思ったら、帰り際に、一階のロビーに置かれているのに気付きました。
貸出も一階の受付で行うようです。
ただし、新聞は数紙、雑誌は30誌程度と少なめです。

結局最後まで記憶が蘇ることはありませんでしたが、
後でネットで調べたら、この図書室、やはり改修工事をしていて、
2018年4月にリニューアルオープンしたとのこと。
どうりで記憶と違うわけで。

今日はここで引き返すつもりでしたが、
廻った2館ともかなり小規模だったので、ちょっと消化不良気味。
スマホで調べると、志木市の別の図書館が結構近くにあるようなので、
予定外でしたが、思い切って足を伸ばすことにしました。

宗岡第二公民館図書室 : 志木市立図書館