図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

三芳町立図書館竹間沢分館(埼玉県)

それにしても、とんでもない状況になってしまいました。

猛威を振るう、”新型コロナウイルスに対する恐怖”の影響で、各地の図書館が続々と

臨時休館に追い込まれているのです。

 

私のよく利用する4市町で見ると、

 川越市:3月末まで休館

 ふじみ野市:3月15日まで休館

 富士見市:制限付き開館。返却と予約受取のみ

 三芳町:制限付き開館。一部サービス停止

という状況。

 

もう少し範囲を広げると、、

 さいたま市:3月15日まで休館

 志木市:3月末まで休館

 所沢市:制限付き開館

 新座市:制限付き開館

 朝霞市:制限付き開館

 狭山市:3月15日まで休館

 入間市:3月末まで休館

 飯能市:制限付き開館

 清瀬市::3月13日まで休館

 西東京市:3月末まで休館

 東久留米市:3月15日まで休館

 とのこと。

埼玉県は、東京都に比べれば頑張ってくれていますが、

それでも近隣では、三芳町が最後の砦となってしまいました。

 

ここも、いつ急に臨時休館に追い込まれないとも限らないので、

中央図書館に向かい、いつもより多めに本を借りこんできました。

開館しているとは言え、いつもは閉じている換気窓が開き、

閲覧席は撤去され、最新の新聞雑誌の閲覧は停止、

速やかに用事を済ませてお帰りください、という雰囲気。

まあ、開けてくれているだけで有難いです。

 

今日はもう1館、自転車で10分ほどの所にある、竹間沢分館にも足を伸ばしました。

小規模とは言え、人口3万ほどの三芳町に、2つめの図書館。

読書の町の面目躍如です。

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公民館の一角が図書館になっています

入口を入ると、公民館のロビーなのですが、机、椅子は使用不可。

右手にある児童館も閉鎖されていました。

 

図書室だけは、いつもと変わらぬ様子でした。

ここは閲覧席も無く、普段からほとんど人がいないので。。

 

図書室は狭く、押し込められたように本棚が並んでいますが、

それでも入り切らないので、外のロビーにも侵食しており、

雑誌や主婦向けの本、旅行ガイドなどは室外の本棚に置かれています。

少ないながらCDもあります。

漫画はそこそこの数を置いています。

蔵書数は約3.5万冊とのこと。狭いスペースでよく頑張っています。

 

三芳町の図書館は、比較的新しい本が借りやすいのですが、

ここ分館は、本館より一段と競争率が低いので、より新しい本が早期に借りられる

可能性が高いです。

今日はあまりめぼしい本は見つかりませんでしたが、

去年の本屋大賞候補の本を1冊ゲット。

 

ここもあまり長居しない方が良さそうな空気なので、

本を借りて早々に退出しました。

 

最寄り駅は、東武東上線みずほ台。歩けば恐らく15分ほどでしょう。

周辺には住宅や工場が多いのですが、菜の花畑も点在しています。

コロナウイルスに踊らされるのは人間ばかり。

今年も変わらず黄金の絨毯を広げてくれた、一面の菜の花の姿に、心が洗われる思いがしました。

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周辺に点在する、菜の花畑

 

 

施設のご案内 竹間沢分館