図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

新座市立福祉の里図書館(埼玉県)

今週も、買い物ついでの図書館巡りに出掛けます。
雨が上がったのを見計らって、バイクで出発、、というのは先週と全く同じ。
それにしても今年は雨が多いな。

川越街道から、自衛隊朝霞駐屯地と官庁系の施設に挟まれた、緑豊かな道に入ります。
駐屯地の周りをぐるりと回った先にあるのが、新座市立福祉の里図書館。

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正面から見ると病院のよう

福祉の里とは何かも知らずに来てしまいましたが、
図書館の他、児童センター、老人福祉センター、デイサービスセンターなどがある、
複合施設のようです。

壁にも入口にも、必ずマスク着用してください、と大きく掲示されています。
館内に入ると、まずは非接触の体温計で検温を受けました。
介護者の押す車椅子に乗る人が、多数行き来しており、
中にもやはり、マスク着用してください、の掲示がそこかしこに。
これはちょっと、来ない方が良い所に来てしまったかなという気もしましたが、
エレベータで四階に昇ってみると、そこは普通の図書館でした。

館内はL字型になっていて、大雑把に言うと右手が視聴覚資料と児童書、新聞雑誌、
左手が一般書のようです。
四階だけあって、眺めは良好。
南側は東京の住宅街、東側は自衛隊駐屯地などの緑が広がっています。

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東側の眺めは、一面の緑

視聴覚資料は、映画のDVDなど、まあまあ充実しています。
その奥の窓際には外国語の本のコーナー。ほとんど英語の本のようでした。

ソーシャルディスタンスを保つため、椅子やソファが1つおきに使用禁止にされているのは
もはや最近の図書館では当たり前の光景ですが、
ここの雑誌コーナーのソファには、真ん中にトトロなどの縫いぐるみが置かれていました。
事件現場のように、無愛想にテープが張られているだけの所も珍しくない中、これは心が和みます。

一般書の方は、文芸書が多めでしょうか。
蔵書数は、約10万5千冊とのことで、なかなかの充実ぶりです。
一番奥は書庫。ガラス窓で、中が少し覗けるようになっていました。これは結構珍しいです。

コロナ対策で、滞在は1時間を目途にしてください、ということなので、あまり長居はせずに外に出ます。
降りそうで降らない天気の中、次の目的地へ向かいます。
最寄り駅は東武東上線の朝霞辺りだと思われますが、3kmほど離れており、周辺は緑溢れる住宅地という雰囲気。
しかし一つ角を曲がると、小綺麗な商店街が続いていました。

福祉の里図書館 - 新座市立図書館