大阪吹田から奈良へ。
有料道路代をケチって、四條畷市から奈良県に向かう国道163号を選びましたが、
長いトンネルの途中から大渋滞。
渋滞を逃れようと生駒山の方に反れると、そちらは更に大渋滞。
あまりに動かないので、結局Uターンして元の道に。
とんだ時間のロスでした。
我慢の時間の末、ようやく奈良県生駒市に入り、途中の図書館で小休止。
ぽつぽつと新興住宅が建ってはいますが、街の中心からは北に5kmほども離れた、田園地帯の中。
ホールもある大きなコミュニティセンターの一角にある、新しい図書館です。
この日は閉まっていましたが、ロビーには
吉本芸人のパネルをあしらった「花月うどん」なるカウンター形式のうどん屋がありました。
大阪府境から車で数分という立地であることを思い知らされました。
外は閑散としていて、本当に開いているのか不安になったのですが、
図書館内には意外に多くの利用者がいました。
高い天井は、ハンモックのように弧を描いており、心地良い空気が流れます。
しかし、ロビーにいる生駒市のマスコット「たけまる」はマスク姿。
カウンターにいる図書館のマスコットのフクロウも、マスク姿でした。
パソコンコーナーを見ると、棚一つが全てそれに占められており、専門的な本は少ないものの、かなりの冊数。
仕切り板で、細かい分類がされているのですが、この分類が実に細かい。
「オークション」「iPad」「動画共有」「CG photoshop」等々、、大型書店に匹敵するか、それ以上の細かさです。
他のジャンルでも、例えば料理のコーナーを見ると、
「魚」「肉」「めん・パスタ」「保存食」。。ここまで分類している所はなかなかありません。
奥には、「奈良コーナー」がありました。
最近目にする機会も減った、せんとくんがお出迎え。
奈良に関する本、写真集、行政資料などが置かれています。
視聴覚資料はほとんど無く、朗読もののCDだけの様でした。
蔵書数は約12万冊。
開業年は不明ですが、このコミュニティセンターが2002年開業とのことなので、その頃でしょうか。
館内はとにかく明るく綺麗。
外向きに並ぶソファからは、のどかな農村風景が眺められます。