図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

青梅市立長淵図書館(東京都)

あいにくの曇天ですが、久しぶりにツーリング兼図書館巡りに出掛けることにしました。
所沢、入間の茶畑を眺めつつ、やがて青梅の市街に。
街を抜け、多摩川が見えてくると、急に様相が変わります。

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奥多摩橋からの眺め

橋を渡ると、都会から、一気に遠くに来た気分になりました。
やがて見えてくる、神社の鳥居の前を右折。
するとほどなく現れるのが、「長淵センター前」の標識。
ここにある小さな図書館を訪ねました。
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隣には体育館があり、その前には空手着姿の子供が集まっていました。

コロナ対策で、入館票に名前と連絡先を記入してから入室。
図書館と言っても、市民センターの建物の一室に過ぎず、
かなりこじんまりとしています。
半分は児童書が占めており、子供が多くいて、活気が感じられました。
ここにも空手着の子がいました。

建物も年季が入っていそうですが、
置かれている本も昭和4、50年代の文学全集など、古めのものが目立ちます。

スペース不足のためか、新聞、雑誌は、室外のロビーにありました。
種類は多くはありません。

蔵書数は27,000冊とのこと。
いつ開館したのかは分かりませんでしたが、そこそこに歴史はありそうです。
東京都の図書館は総じて古いものが多く、昔から文化度が高かったことが窺えます。

先ほど通り過ぎた鳥居を目当てに少し道を戻ると、鹿島玉川神社がありました。
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平安期創建との説もあるそうですが、実際には江戸時代に出来たと思われるようです。
この先の安全をお祈りして、次に向かいます。

長淵図書館 | 青梅市図書館