図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

前橋市立図書館大胡分館(群馬県)

年の瀬迫る中、今年最後のツーリング。
群馬県赤城山麓の町、大胡(おおご)に来ました。

午前中仕事をして昼食後に出発したので、着いた頃には、はや夕暮れ。

まずは、町の中心部にあるはずの図書館を探しますが、近くまで来たのに場所が分からず。
市役所支所で聞くと、お隣の、市民文化会館シャンテの一階でした。
玄関には図書館の文字は見当たりません。
向かいには、コンクリートの壁で囲われた珍しい神社があります。

左がシャンテ、右は八坂神社

もう日が暮れそうなので、平日は6時まで開いている図書館は後回しにして、大胡城跡を先に訪問。
歩いて数分の所にあります。

小さいながら、土塁や空堀が綺麗に残っています。

上からの眺めもなかなか。町が一望できます。

更に足を伸ばし、大胡神社へ。
時間も遅いので、誰もいませんが、立派な神社です。

数日前に冬至を迎えた今、5時にはすっかり暗くなっています。
図書館に戻ります。
建物は立派なものでしたが、その中の図書館はかなり小ぢんまり。

コロナ対策で、滞在は30分以内に、とのこと。
閲覧席の椅子も撤去されています。
入ってすぐの所には、漫画、雑誌、新聞と並んでいます。
雑誌は30誌ほど、新聞も数紙。
その先には、絨毯敷きの絵本の部屋がありました。

CD、DVDも少量ながら置いていました。
大胡の町を紹介するVHSもあります。

奥には、講義室の様な学習室。
しかし、コロナ対策で閉鎖されています。

郷土資料の棚には、「みやま文庫」なる、群馬ローカルの文庫シリーズが揃っていました。
古い本が多いですが、今も刊行は続いているようです。
「前橋学ブックレット」なる、これまたローカルな冊子も。
いずれも地元の有力紙、上毛新聞社が関わっているようです。

蔵書数は、一般書が約1万8千、児童書が1万、視聴覚資料が9百、とのこと。
いつ出来たのかは分かりませんでしたが、
少なくとも大胡町前橋市に併合された2004年には、既にあったようです。

この日はクリスマス。
南に半kmほどの所にある上毛電鉄大胡駅は、イルミネーションで彩られていました。

大胡分館/前橋市