図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

前橋こども図書館(群馬県)

旅の最後にお土産調達。
アーツ前橋の向かい、と言うか空中で繋がるビルの中にあるスーパーでお買い物。
すると、同じビルの二階に、こども図書館があることが判りました。
こども図書館は対象外かな、とも思いましたが、
目と鼻の先にあるのなら覗いてみよう、と階段を上りました。
しかし、上の階はがらんとしており、図書館は見当たらず。
一階だと思っていたスーパーは実は地下扱いだったようで、二階はもう一つ上。
二階には、ちゃんとありました。
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中年男一人だと不審がられるかとも思いましたが、そんなことも無く、自然に入れてもらえました。
ここも、30分以内の入場制限中です。
なかなかの広さと品揃え。
絵本、紙芝居など、壮大な数が置かれています。

DVDも基本は子供向けですが、
シンドラーのリスト」「未知との遭遇」など普通の映画も少量ありました。
CDも童謡などがありますが、胎教向けなのか、クラシック、イージーリスニングなども多数。

真っ白な壁には、落書きともアートともつかない、カラフルな絵が描かれています。
イラストレーターとこどもたちが自由に描く、イベントの成果のようです。
どちらかと言うと、落書き、ということで良さそう。

こども図書館と言っても、中学生、ぎりぎり高校生くらいまではカバーしているようで、
ヤングアダルトのコーナーには「図書館戦争」「鹿の王」、又吉直樹の「火花」など、大人が読める小説も。

ザスパクサツのJ2昇格を祝し、漫画も含め、サッカーの本が集められたコーナーもありました。
中高生向けの易しい本ばかりですが、数百冊はあります。

子育て支援図書」なるエリアもあります。
子育てに関する本、子育て世代が興味を持ちそうな本、が中心ですが、
旅行ガイドなど、ごく普通の本も置いてあります。

小さいながら郷土資料の棚もあり、地元出身の児童文学者として、
宮川ひろ、木暮正夫といった方々の本がありました。

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「前橋プラザ元気21」の二階にあります

開館は2007年、蔵書数は約13万冊。
ワンフロアのこども図書館としては日本最大級、との情報もありました。
こども図書館と言えども、なかなか侮れません。
子連れでもないと、若干入り辛くはありますが。。

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夕暮れの馬場川通り

すっかり日も暮れ、後はもうバイクで帰るだけ。
寒空の下、埼玉県の自宅まで約2時間のランでした。

前橋こども図書館/前橋市