図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

鶴ヶ島市立図書館大橋分室(埼玉県)

久々に訪ねた川越の西図書館から2㎞も離れていない所に、
鶴ヶ島市の図書館分室があるようなので、ついでにそちらにも立ち寄り。

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図書室のある、大橋市民センター

周囲の道は狭くて入り組んでおり、カーナビを頼りにしないと到達困難な場所でした。
市民センター、児童館の併設です。
南の方から来ると、途中までは結構住宅が建て込んでいたのですが、
この周辺は空き地(畑?)が目立ち、何とも殺風景。
関越道と圏央道の交わる鶴ヶ島JCTがほど近くのはずですが、その姿は見えません。

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センター前の風景

この立地なので、当然駐車場はあるはずですが、見当たらず。。
玄関を通り過ぎて50mほど進み、不安になってきた頃に、これまた殺風景な駐車場が見つかりました。

建物は立派ですが、図書館の方は、
分室という響きから想像される通り、小ぢんまりした一室でした。
室内には職員の方が一人いるだけで、閑散としています。
感染クラスターの発生など、およそありえない状況。

児童館併設なだけに、児童書、ヤングアダルトが多め。
床面積で言うと、7割はこれらで占められています。

一般書は主に壁沿いに追いやられていますが、
よく見ると「世界の詩」「新潮日本文学アルバム」、山川出版「県史シリーズ」など、
渋いシリーズ本が揃っています。

豊富な蔵書とは言えませんが、一通りのジャンルは網羅。
文庫本、漫画はまあまあ充実していると言える数が揃っていますが、
雑誌は、ミセス向けのものが数誌あるだけ。
視聴覚資料も無いようです。

あまり時間も無く、そもそも長居できる空気でも無いので、
10分足らずで退出しました。

約10年前の情報によると、蔵書数は一般書が約1.8万、児童書が1.6万。
開館は平成3年とのことなので、今年でちょうど30周年ということになります。

鶴ヶ島市には中央図書館の外に、このような分室が多数あります。
分室は週休3日制のようで、ここは月、水、金がお休み。
全室制覇するのは、ちょっとばかり困難を伴いそうです。

【鶴ヶ島市立図書館 公式ホームページ】|マップ・カレンダー