図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

清瀬市立竹丘図書館(東京都)

今年初めて、埼玉県外に出ました。
来たのは、お隣の東京都清瀬市
緊急事態宣言が開けるまでは県内に籠ってやろうかとも思っていましたが、用事が出来てしまったので、
ついに県境越え。

用事のついでに、図書館を訪問。
営団地の中の、市民センターの二階にありました。
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駐車スペースはいっぱいあるのですが、どこが停めていい所なのか、ちょっと分かりにくいです。
少なくとも、建物に接している数台分のスペースは使って良いようです。

カウンターの前は、広々としたロビー。
雑誌、参考資料、郷土資料が置かれています。
恐らく、コロナ対策で椅子を撤去したため、こんなゆったり空間が出来たのでしょう。

薄暗い館内は細長で、結構奥まで続いています。
無骨なスチール棚が整然と並び、書庫のよう。
中も、一部を除いて椅子は使用禁止でした。

手前は児童書。紙芝居もありました。

左側の長い壁面には、文庫本がずらりと並んでいます。8千冊はあるでしょうか。
文庫棚の上段には、「私の履歴書」「松下幸之助発言集」など、往年のビジネスマンが好みそうな
渋い全集本がありました。
文庫本で、佐伯泰英だけはなぜか全然別の場所にありました。
ご当地作家というわけでも無いので、単に人気が高いから別置しているだけでしょう。

右側は窓になっていて、バルコニーに出ることが出来ました。
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全体的に古い本が多めです。
古い本は背表紙の裏に、返却期限日のスタンプを押す紙が貼られていました。
何とも懐かしさを覚えるこれは、2001年頃まで運用されていたようです。
コンピュータ関係の本は数十冊という、この規模の図書館にしては記録的な少なさでした。

蔵書数は、約7万冊という情報がありました。
設立は1994年という情報も見つけましたが、半信半疑です。
蔵書やバルコニーの様子を見るに、4、50年経っていてもおかしくないような。。
この辺りは、団地内に公民館+図書館というパターンがとても多いですが、老朽化している所も目立ってきています。

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