図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

小平市立花小金井図書館(東京都)

先々週に続いて、所用で清瀬に。
また近隣の図書館に寄って行きます。

それにしても暖かい日が続きます。
この冬はろくに雪も降らず、本格的に冷え込んだ日も数えるほどだったような。
このまま春を迎えるのでしょうか。

訪れたのは、西武新宿線花小金井駅の近く、花小金井図書館。
小金井市ではなく、小平市の施設というのがややこしい。
周辺は商店と住宅の混在する、落ち着いた雰囲気。
都内の駅近なので、駐車場は無いのかと思っていたら、ありました。
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建物の名は、小平市東部市民センター。
入口には図書館とは書いていませんが、返却ポストがあるのでここで間違いなさそう。
一階は市役所の出張所、二階が図書館でした。

階段を上がると、正面にカウンター、右手が主に児童書、左手が一般書です。

小ぢんまりとした館内ですが、さすが東京都。
平日昼間でも人は結構います。
館内の閲覧席は、コロナ対策で少々間引かれているものの、利用率はかなり高め。
隣席とは、透明のアクリル板で仕切られています。

カウンター前には、小さなビジネス支援コーナー。
専用の机が一つありますが、カウンターの目の前で、座るにはちょっと度胸が要ります。
雑誌も、ビジネス系のものがやや豊富。
プレジデント、東洋経済、新聞ダイジェスト、Wedgeなどが置かれています。
ビジネス関係には力を入れているようですが、
コンピュータ関係の本は量、質とも寂しめでした。

視聴覚資料も、かなり少なめ。
CDは朗読と落語ばかりで、音楽は見当たりません。
音楽はカセットテープで置いているようですが、古い歌謡曲が中心。
合わせても数百点といったところ。

小さいながら、地域資料コーナーもあります。
行政資料に混じって、「小平ふるさと物語」なども。

奥にある文庫本は、かなり充実していました。

テラスもあり、中央にある花壇には紫色の花が咲いていました。
ツツジのように見えましたが、ツツジの開花にはまだ早いでしょうか。
しかしあいにく、この時はなぜか「利用できません」の札が下がっており、テラスには出られませんでした。
コロナ対策の一環だとしたら、見当違いでしょう。

この図書館、当所にオープンしたのは2006年とのこと。
蔵書数は、3年前の情報で約11万冊です。

外に出ると、向かいには早くも枝垂れ桜が咲き誇っていました。
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完全に春です。

横にある小さな公園は、拓殖大学第一高等学校の跡地、とのこと。平成16年まであったそうです。

花小金井の駅までは僅か徒歩3分。
駅前にはお店がいっぱい。便利な立地です。

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駅前の様子

花小金井図書館 | 小平市立図書館