この日は、上尾にお出掛け。
天気も良さそうなのでバイクで向かいます。
まずは上尾丸山公園を目指しますが、その前に、近くにあるはずの図書館へ。
場所はちょっと分かりにくく、スマホのナビを頼らずには辿り着けませんでした。
公団住宅に囲まれた、小学校の敷地内にあるようです。
案内に従い、校門をくぐって中へ。
関係者でも何でも無いのに小学校に堂々と入れるのは、こういう時か、選挙の時くらい。
ある意味貴重な体験です。
学校の中庭が駐車場になっています。
図書館は目の前にあり、扉もあるのですが、締まっていて入れません。
図書館の入口は校門とは別にあるようで、結局車を停めてからまた外に出て、ぐるっと回らないと行けません。
何とも不便な構造。
改めて玄関へ。
完全に小学校です。
まずは、一般書の部屋がありました。
内装は古びていて、並んでいる本も総じて古めの印象です。
蔵書は、あまり充実しているとは言えません。
主婦向けの本は比較的多く、数少ない雑誌は主婦向けのものが大半。
文庫本はそこそこの数ですが、半分以上は時代小説でした。
コンピュータの本などは申しわけ程度。
漫画、視聴覚資料はありません。
利用客は少ないですが、カウンターには職員の方が二人。
カウンターの横には「人気・話題になった本」コーナーがあり、
直木賞、本屋大賞の受賞作などが置かれていました。
その先は、児童書のコーナー。
如何にも小学校の図書室、という雰囲気です。
その更に奥は、絵本の並ぶ、絨毯敷きのおはなしコーナーになっていました。
蔵書数は、一般書が約1万8千、児童書が約1万5千冊との情報がありました。
開館は1986年。
東日本大震災で一部損壊という、苦難の歴史もあるようです。
バイクで5分ほど走り、上尾丸山公園へ。
子供連れを中心に、大いに賑わっていました。
片隅にある小動物コーナーには、ワオキツネザル、ミーアキャットなどの他、
最近密かに人気上昇中のカワウソもいました。
ここは菖蒲の名所でもあります。
しかし、例年開かれる「あげお花しょうぶ祭り」は、コロナの影響で今年は中止とのこと。
去年から、人が集まるのを避けるため、見頃を迎える前の花を刈り取ってしまうという愚挙が
全国各地の公園で展開されているので、
もしかしてここもそうなのか?と危惧しましたが、そんな事は無く、綺麗な花を咲かせていました。
紫陽花、睡蓮、菖蒲の競演が見事です。