図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

狭山市立狭山台図書館(埼玉県)

仕事に向かう前に、図書館に寄り道しました。
今から20年以上前、近くに住んでいたことがあり、当時の最寄り図書館だった、狭山台図書館。

実は先週も同じように寄ろうとしたのですが、GoogleMapの情報で9時開館と思い込み、
9時に着いたら、実際の開館時刻は10時。。
コロナの影響で変更されているようです。
ガラス扉越しに職員の方が開館準備に追われる様を眺めつつ、すごすごと仕事に向かいました。

あれから1週間、また近くに来る機会があったので、リベンジ。
今回は計画通り、10時過ぎに到着。
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朝は遅いですが、夜も遅く、20時までやっているようです。

以前は完全無料だった駐車場は、専用コインを入れる仕組みに変わっていました。
しかしコロナ禍の今は、無料開放中とのこと。
ここの駐車場は、雨水調整池の役割も兼ねており、大雨の時は水没するそうです。

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半地下の駐車場

先週は晴天でしたが、この日の朝は大雨が降ったので、
もしかしたら駐車場が封鎖されているかも、という危惧がありました。
水没していたらしていたで、ある意味貴重な光景が見られるかも、とも思いましたが。
しかし天候は急激に回復し、着いた時は先週同様の快晴。全くの杞憂となりました。

とは言え、駐車場から図書館に上る階段には、普段は置いていないこんな看板が。
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やはり、多少は水没の危機が迫っていたようで。
荒天時にここに駐車するのは、度胸が要りそうです。

階段を上ると、ちょっとした緑地がありました。緑眩しい季節です。
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ここは体育館、プールもある複合施設。
開館したばかりの館内は、お年寄り中心に多くの人で賑わっていました。

先週は閉ざされていた図書館の入口扉は、コロナ対策のためか開きっ放しです。
入ってすぐの所は絵本コーナー。
その左は児童書エリア。
その先に、二階に上がる階段があるので行ってみると、二階は「おはなしの部屋」があるのみ。
奥からは、体育館の卓球の音が鳴り響いていました。

文庫本は時代小説を主力に、そこそこ多め。
文芸書はまあまあの数ですが、
その他の一般書は、全体的に少ない印象です。
私がよくチェックする、コンピュータの本は、かなり少なめ。
EXCELなどのマニュアル系より、読み物系の本が目立ちました。

振り返ると、「狭山事件」の本が数冊目に留まりました。
ご当地なので特集しているわけでは無く、通常の棚にあったものがたまたま目に入っただけです。

そう言えば郷土資料のコーナーが見当たらないな、と思ったらカウンターの真横にありました。
ここには狭山事件に関する本が5、6冊。
狭山茶に関する本もありました。

窓際には雑誌コーナー。
体育館併設のためか、心なしかスポーツ雑誌が多い気がしました。
雑誌棚の裏は、写真集コーナーになっていました。

蔵書数は一般書10.5万、児童書5.5万、雑誌3千、の約16万冊。
視聴覚資料、漫画は見当たりません。
近くに住んでいた頃は、図書館で借りるのは、本よりもビデオやCD派だったこともあり、
ここよりも少し離れた中央図書館や、更に離れた入間市の図書館に行くことが多かったことを思い出します。
開館したのは平成5年とのことで、当時はまだ出来たてほやほやだったようです。
あれから随分時が経ちましたが、ここの特色はあまり変わっていないような。

この後は仕事に行かないといけないので、慌ただしく図書館を後にしました。
周辺は住宅地と農地、森林の狭間のようなのどかな所。
施設横の道沿いには、小さな川が流れています。
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大雨の時はここが氾濫するのでしょうか。

それにしても、開館時間の情報が分かりにく過ぎる。。
よくよく調べたら、ここに正しい情報を見つけましたが、
現在の図書館のサービス内容 狭山市公式ウェブサイト
下の公式サイトだと、「よくある質問」の中にようやく発見。質問される前に開示しろよと。。
しかも「午前9時〜」と間違った内容。。
先週私が勘違いしたのも、無理からぬところです。

狭山台図書館 狭山市公式ウェブサイト