埼玉県の外に出たのは、実に2ヶ月ぶり。
所用で東京西部、ひばりヶ丘の町に来ました。
ここには昔、親戚が住んでいて何度も遊びに来ていたので、自分にとっては馴染みの地名です。
駅前にはパルコがあったりして、なかなか都会的。
そして、そのパルコのすぐ裏に、図書館があります。
表と裏では様子ががらりと変わり、駅から徒歩1分とは思えない、静かな雰囲気。
高層住宅の一階に、図書館はありました。
中に入ります。
まず目に入ってくるのは、CDの棚。
朗読、落語、クラシックなどが中心です。
西東京市の中央図書館は、工事のため1年間の長期休館中のようで、
「中央図書館所蔵のCD」のコーナーもありました。
その次は旅行ガイドのコーナーでした。
その裏には郷土資料。行政資料、調査報告書の類が多く、本はほとんどありません。
入口右には雑誌コーナー。
閲覧席にはお年寄りを中心に、多くの人がいました。
カウンター横には、ガラス張りの予約棚コーナーがありました。
予約した本はセルフで取るのでしょう。
奥の方が児童書エリアになっています。
そして最奥の壁一面が、文庫本コーナーになっていました。
その前の閲覧席は、コロナ対策で封鎖されており、机の上が時代小説の文庫本置き場になっていました。
参考図書の席も、封鎖されています。
コロナ禍の今、どうやら館内で座ることが出来るのは、雑誌コーナーのみのようです。
参考図書の方にも、中央図書館所蔵の本が移されてきていました。
コンピュータの本は、量、質ともまあまあと言ったところ。
多読コーナーもあり、薄い英語の冊子が多数置かれています。
開館は1994年とのこと。正直、もう少し経っているかと思いました。
蔵書数は一般書が約12.9万冊、児童書が15.8万冊。
意外に児童書寄りだったようですが、合わせて30万冊近くとは、なかなかの数です。
図書館があるのは駅の南口ですが、
親戚の家に行く時に降り立っていたはずの、駅北口にも行ってみました。
何度も来たとは言え、如何せん40年は前の幼少期の話。
当時とは、駅舎も周りの風景も大きく変わっていると思われ、あいにく記憶が蘇ることはありませんでした。