図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

城里町立桂図書館(茨城県)

つくばの街を出て、この日泊まるキャンプ場のある町、城里町へ。
ここの図書館が6時までとのことで、時間に余裕が無いので、寄り道せずにバイクを飛ばします。
何とか日の暮れ切る前に到着。
田舎町の、大通りから外れた小道沿いに、場違いにお洒落な建物が現れました。
f:id:n344sj:20220313160400j:plain
入口には、居住地制限が解除されました、との表示がありました。
先月までは、余所者は入れなかったようです。

f:id:n344sj:20220313160423j:plain
正面

まずは、併設の資料館へ。
古文書、古道具、漆器の工具、雛人形などが飾られていました。

続いて図書館の方に入ります。
高い天井を見上げると、
簀子のように長い木の板が張られ、木の色に塗った金属の線が張り巡らされていて、
まるでピアノの内部のよう。

閉館間際で、他のお客さんはいませんが、職員さんは5人もいました。

本棚の上には、丸い笠のランプが大量に立っており、まるで花畑。
その笠がオレンジ色の光を帯び、幻想的な光景。
ある意味、閉館間際のこの時間に来て良かったかも。

CD、DVDは、貸出中の札の付いたゴムをかける仕組み。
レンタルビデオ店のようです。

郷土資料は独立した部屋になっています。
県史、県下の市町史などが置かれていました。

畳敷きの部屋もあり、
大きな美術書などが置かれています。

約10年前の情報ですが、蔵書数は約11.2万冊。
開館したのがいつかは不明でしたが、合併前の桂村立図書館管理運営規則が
平成10年にできているようなので、その辺りでしょうか。

5kmほど北に走り、本日の宿泊地、道の駅かつらにあるキャンプ場へ。
今時珍しい、無料のキャンプ場なので、大いに賑わっていました。
駐車場とテントサイトの区別もはっきりせず、カオス状態。

何とか良さげなスペースを見つけテントを張ると、
疲れたのでそのまま寝てしまおうかと思いましたが、気力を振り絞って更に5kmほど走り、ごぜんやま温泉へ。
閉店は夜8時とやや早いですが、午後3時以降は500円という安さ。
露天風呂もあり、良い温泉でした。

食事は、開いている飲食店が見つからないので、コンビニでテイクアウト。
セブン、ファミマもありますが、ここは、北海道でお世話になったセイコーマートへ!
埼玉県では絶滅寸前ですが、茨城県ではなぜか大健闘しています。
大洗から北海道行きのフェリーが出ているためでしょうか。

f:id:n344sj:20211011233533j:plain
キャンプ場の前を流れる那珂川

施設案内 | 城里町立桂図書館・郷土資料館