久慈川沿いに北上、大子町に入りました。
袋田の滝が近いですが、紅葉にはまだ早いので、今回はパス。
町中に入り、ここの図書館にも寄ってみることにしました。
国道から外れた、町外れというか、山際にありました。
アクセス路の狭さでは過去最高かも。
プチ・ソフィアなる、ペンションかケーキ屋のような名前が付いています。
「小さな英知」とでもいった意味でしょうか。
アルコール噴射と検温を経て、入館。
利用カードの無い人は入館票に連絡先を記入します。
中には部屋がいっぱいありますが、全て図書館。
公民館だった建物を、丸ごと図書館に改装したようです。
館内の写真を撮って良いか聞いたところ、そんなことは聞かれたことも無い、という感じで
戸惑わせてしまいましたが、OKがもらえました。
カウンターのある中央の部屋は、文芸書、漫画、児童書、新着図書。
児童書エリアには、靴を脱いで上がる部屋がありました。
階段で二階へ。
二階は一般書。
絨毯敷に黒いシックなテーブル、椅子が置かれています。
「地球の歩き方」は10年前で更新が止まっていました。
郷土資料も少しですがありました。
コンピュータ関係含め、理科系の本は少ないですが、
東海村や福島第一が近い土地柄か、
原発についての本がやや多めな気がしました。
畳敷きの部屋もあり、中の壁際には文庫本がズラリ。
新書、漫画、もあります。
この個性的な図書館、開館は2005年。
蔵書数は3万冊と少なめですが、部屋がいっぱいあるためか、蔵書が少ない印象は受けませんでした。
常陸大子駅前を通って、お次は旧上岡小学校へ。
茨城県で二番目に古いという木造校舎は、休日だけ見学可能になっています。
国の登録有形文化財。
閉校から20年経つそうですが、教室は最近まで使われていたかのよう。
映画、ドラマのロケにもよく使われているようです。