図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

松本市南部図書館(長野県)

茅野から諏訪、岡谷を通り、松本市に向かいます。
諏訪湖をじっくり見ることも無く通り過ぎましたが、
国道20号線のチェーン装着場からは、湖畔の夜景が拝めました。

松本市に夜10時までやっているという図書館があるので、一日の締めに行ってみます。

体育館、公民館などの入る「なんなんひろば」の一階にありました。

なんなんひろば

遅くまでやっているという事で、最新鋭の図書館を想像していましたが、中は結構古そうな造りでした。
併設の施設に合わせて開いている、ということのようです。
着いたのは土曜日の夜9時。さすがに人は少ないです。
ジャンルを表す札が、天井から吊り下がっています。

カウンターの前には、「鉄道」のコーナーがありました。
鉄道に関する本が400冊くらいあり、見たことの無い本が多数。
大河ドラマで人気急上昇の「渋沢栄一と鉄道」なる本もあります。
なぜか、ガラスケースの中に鉄道模型も飾られています。
裏にはCDコーナー。

コンピュータの本には、ROS2、MATLAB、Unityなど少々専門的なものも混ざっていました。

郷土資料もなかなか豊富。
次の日に行こうと思っていた、「ガイドブック 松代大本営」なる本がありました。
松本サリン事件に関する本も何冊か。
草間彌生の本もあるので、なぜかと思ったら、松本市の出身だそうです。

部屋全体が絨毯敷ですが、子供の本のコーナーだけは靴を脱いで上がるようになっていました。

開館は1990年で、蔵書数は約7.5万冊。
教育熱心な長野県らしい施設、という感じはしました。
何と言っても、夜10時までと言うのが特徴的ですが、
日曜日だけは17時まで、と他の日とギャップが大きいので要注意。

目の前には大きなイオン。
JRの南松本駅もすぐ近くですが、周囲に賑わいは感じられません。
駅の向こうは広大な貨物の操車場になっており、懐かしいディーゼル機関車が走っていたりします。
鉄道コーナーがあったのも、これに関係があるのかも。

南部図書館 | 松本市図書館