図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

筑北村図書館(長野県)

松本を後に、次は筑北村へ。
途中の国道143号、県道303号は、車の少ない快走路でした。

坂北地区にある図書館に着きました。
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スリッパに履き替えて、中に入ります。
11月14日は医師に感謝する日だそうで、下駄箱の上には、医師である作家を紹介するコーナーが出来ていました。
知念実希人久坂部羊渡辺淳一夏川草介など。多くの医師兼作家がいるものです。

小さいながら綺麗な館内。
前日訪れた上野村図書館にどことなく似ています。
本棚は円弧型。

蔵書は全体的に寂しめ。
私がよくチェックする、コンピュータの本はほとんどありません。
旅行書も海外のものは見当たらず。
郷土資料は少しだけありました。

その割に、妙に充実しているのが、漫画。
進撃の巨人」「七つの大罪」など、あまり図書館では見かけない最近のヒット作も揃っています。
鬼滅の刃」に夢中で読み耽る親子もいました。

談話室、乳幼児コーナーなる別室も用意されています。

開館は平成28年とのことで、5年前。まだピカピカです。
蔵書数は分かりませんでしたが、1~2万冊といったところでしょうか。

隣には、歴史を感じさせる洋館が建っています。
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考古資料館のようですが、閉鎖されています。
もう廃止になったのかと思ったら、どうやら平日は営業している模様。

1kmほど先に青柳宿があるそうなので、行ってみました。
ここのようです。

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青柳宿

正直、宿場町の面影はあまり残っていません。

次はいよいよ、この旅の二大目的地の一つ、修那羅峠へ。
途中、バイク神社なる案内が出ていました。
栃木県の高根沢町にもありましたが、その仲間でしょうか。
気になりましたが、帰りに余裕があれば寄ることにして、パス。

地名度は低いと思いますが、ここに興味を持ったのは、日本百名峠という本に、
石仏が並ぶ峠として紹介されているのを見たから。
アスセス路は意外に整備が良く、入口にはすぐに着きました。
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青木村筑北村に跨がる峠ですが、筑北村のお隣の麻績村から入っていきます。
ちなみに、麻績村の図書館は日曜日がお休み、青木村の図書館は月の末日がお休み、
ということでこの日はどちらもお休み。だからこそ、本当は前日に来たかったのですが。。

駐車場にバイクを停めると、山頂までは徒歩30分との案内表示。
往復1時間か、、この次は松代に行きたかったのですが、ちょっと間に合わないかも。
車でも登れる道がどこかにあるみたいですが、道に迷いそうなので歩くことにしました。
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山道を10分ほど歩くと、安宮神社に到着。
オートバイ神社の幟が立っています。どうやらここのことだったようです。
道も駐車場も狭く、バイクで来るにはかなり不向きな所ですが。
調べてみると、バイク神社とオートバイ神社は、系列が違う模様。
まあどちらでも良いですが、この先の交通安全を祈願しておきました。

社殿の裏には、噂の石仏がたくさん並んでいます。
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新しいものも古いものもあります。
と言っても、神社自体が1860年に開かれたようで、さほど歴史があるとは言えません。
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山頂はまだ先かと思っていたら、石仏群を見ながらしばらく進むと、行き止まり。
神社に戻って人に聞いてみると、この辺りが山頂とのことでした。
思いの外早く着いてしまったので、拍子抜け。
これなら松代にも行けそうです。

筑北村図書館