図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

大津町立おおづ図書館(熊本県)

宮地駅から乗った電車は、肥後大津行き。
車窓からは、北も南も、阿蘇雄大な山並みが拝めます。

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これまでは電車の本数が少ないので、乗り遅れたら大変でしたが、
肥後大津から西は途端に本数が増えるので、気が楽です。
図書館訪問と昼食のため、ここでも途中下車。

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肥後大津駅北口

駅の周りはマンションやスーパーが建ち、熊本都市圏に入った感があります。
図書館は、駅から徒歩5分ほどの近さ。
竹田市阿蘇市一の宮に次いで、この日3館目ですが、これまたデザイナーズ物件というべき、お洒落なデザイン。
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館内もお洒落。
弧を描く天井に、片側は大きな窓、反対側は上部に採光窓。
床、棚は木製。白基調で明るいです。

郷土資料には、熊本地震関連情報が多数。
行政資料や関連本、地元紙発行の写真集など。
他にも阿蘇、石橋、天草のキリシタン、川辺川ダム、コミックくまモン等々、熊本に関する色んな本が揃っています。
水俣病の本はかなりの数です。

雑誌はかなり多く、百数十誌。
文庫も豊富です。

CD、DVDもあります。
DVDは映画は少なく、国内、海外ドラマ、NHKの番組などが中心でした。

洋書もあります。
源氏物語や、吉川英治宮本武蔵」の英語版などがありました。

コンピュータの本も、専門的な本は少ないですが、数は多いです。

蔵書数は本、雑誌が約18万冊、AV資料が5千点。
人口3万ほどの町の図書館としては、かなり立派な部類でしょう。
開館は2003年とのことで、思ったよりは時が経っていました。

表と違い、裏は体育館のような地味な装いでした。
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駅への帰り道、昼食を摂ろうと考えながら歩いていると、、
お店は結構あるのですが、午後2時を過ぎてしまい、ほとんど閉まっています。

観光案内所の軒先には、「まちなか図書館」なる本棚がありました。
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図書館と呼ぶには少々無理がありますが。

駅の反対側にある、イオンの中なら何かあるかと思ったら、飲食店は無し。
結局、イオンで饅頭を買ってテイクアウトという、貧しい昼食になりました。
図書館より昼食を先にすべきだったか。。

南口には、北口には無かった「阿蘇くまもと空港駅」の表記が。
大津町は、空港への玄関口の町でもあったようです。

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肥後大津駅南口

図書館案内 | 大津町立 おおづ図書館