年明けと共に始まった、まさかの新型コロナ感染再爆発で、世間は再び自粛ムードに。
しばらく週末も大人しくしていましたが、予報に反して暖かかったこの日、久しぶりに買い物も兼ねた図書室訪問に出掛けました。
やってきたのは、さいたま市西区の馬宮図書館。大きなコミュニティセンターの一階です。
最寄り駅は恐らくJRの指扇駅ですが、3kmほどは離れており、住宅と農地の混在する長閑な所。
すぐ近くには、ハードオフやスギ薬局があります。
バス通りを挟んだ向かいは一見ただの空き地ですが、史跡案内の看板が立っています。
字がかすれて読み辛いのですが、「土屋陣屋と永田家」とありました。
江戸時代に治水や新田開墾に尽力した家の、屋敷跡のようです。
コミュニティセンターのロビーを抜け、右に進むと、絨毯敷の小ぢんまりとした図書館に入ります。
天井は、窓側は斜めで高く、奥は低くて平ら。
断面図にすると矢印型です。
雑誌は、百誌ほどが壁一面に並びます。特に珍しいものは見当たらず。
奥まで進むと、サッカーコーナーがあり、サッカー関連の本が百冊超。
ここ西区には、大宮アルディージャの練習場があり、サッカーが盛んとのこと。
郷土資料は、窓の下の棚に置かれています。
大宮市史が目立ちますが、他は行政資料などが多く、あまり古い本はありません。
「錦乃原櫻草だより」なるミニコミ紙を綴じた大きなファイルがありました。
桜草に呼応するかのように、「花とガーデニングの本」という棚もありました。
「花」なるピンクのシールが背表紙に貼られた本が、数百冊並んでいます。
コンピュータの本は、Excelなどのマニュアル本が多く、いまいち。
視聴覚資料は、CDが千数百枚。
目についたのは吉田拓郎、アバ、スティングなどで、かなり古めの傾向が見えます。
この図書館、開館は2002年とのことで、今年で20周年。
蔵書数は約7.4万冊。
児童書はやや少なめに見えましたが、
二階にある児童センターの中にも、図書室がある模様。
中年男一人で入れる雰囲気では無かったので、中の様子は確認できず。
地図で見ると、近くに神社仏閣が密集している所が。
図書館から西に100mほどなので、行ってみます。
高城寺の山門は、東日本大震災で壊れたままで修理待ち、と掲示されていますが、どこが壊れているのかよく分かりませんでした。
向かいには氷川神社。
GoogleMapには稲荷神社、八雲神社、榛名神社と出ていますが、これらは全て氷川神社の境内にある社でした。
鳥居の傍には、昔の若者が力を競ったという、力石が。動かそうとしても、ビクともしません。
家から10kmほどの距離の超ショートトリップでしたが、久々に良い気晴らしになりました。