図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

さいたま市立美園図書館(埼玉県)

大雪の予報は肩透かしに終わり、穏やかな日が続く三連休、久しぶりに図書館巡りと買い物を兼ねて、車でお出掛けしました。
着いたのは家から東に20kmほど、浦和美園イオンモール
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埼玉高速鉄道の終点、浦和美園駅はすぐ近く。
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鉄道開業から21年が経ちますが、未だ駅前とは思えないほど閑散としています。
ここはサッカーワールドカップ会場でもあり、浦和レッズのホームグラウンドでもある、埼玉スタジアム2002の最寄り駅。
駅舎もそのことを大いにアピールしています。
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家の周りには全く残っていない雪が、この辺りには残っていました。

そしてその駅前のコミュニティセンターの中に、図書館があります。

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美園コミュニティセンター

館内ロビーには、浦和レッズの靴やユニフォームを展示していました。
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サッカーの街・浦和の歴史を紹介するパネルもありました。
埼玉大の前身、埼玉師範学校の蹴球部がサッカーが盛んになった始まりとか。

図書館は二階。
二階への階段は、コロナ対策で一方通行になっていました。ロビーの階段は下り専用、奥に上り専用の階段がありました。
そこまでしなくても、、という気もしないでもありませんが。

図書館の入口脇にも、小さなレッズコーナーがありました。
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小ぢんまりとした館内は、白い壁と天井に白木の本棚、絨毯も薄いグレーで、明るい色調。
細長い部屋で、左半分が児童書エリアになっています。

カウンター前のミニ展示コーナーでは、現在開催中の北京オリンピックの特集をしていました。
カーリング、スキージャンプ、パンダなどの本が置かれています。

視聴覚資料は、CDが500枚程度と少なめ。
雑誌も60誌程度です。

窓側は閲覧席になっています。
コロナ対策で間隔は開けられていますが、満席の盛況。
窓の外はマンション、駐車場などが見えるのみで、眺めはいまいち。
反対側の児童書エリアの窓からは、埼玉高速鉄道の線路が見えます。

地域資料は行政資料が中心で、本は最近のものが僅かにあるのみ。
コンピュータ関係もWindows10などのマニュアル本が多く、あまり充実しているとは言えません。
海外旅行の本は、まあまあ面白そうなものが揃っていました。
外国語の本も、数十冊ほどですが、ありました。

2016年に開館したばかりの、新しい図書館。
本も新しいものばかりに見えましたが、蔵書数は約6万冊と少々寂しめ。街と同様、まだまだ伸び代がありそうです。
図書館利用者は2時間まで無料の駐車場もありました。

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イオンモール三階からの眺め

ちなみにこの日、天皇杯覇者の浦和レッズとJリーグ王者の川崎フロンターレとの大一番が行われ、見事レッズが勝利を収めていたことは、家に帰ってから知りました。

美園図書館 - さいたま市図書館