図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

箕田公民館図書室(埼玉県 鴻巣市)

雛人形の産地、鴻巣で、びっくりひな祭りを開催していると聞き、見に行きました。
車で1時間以上かけて埼玉県を縦断、広大な荒川河川敷までやって来ました。

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荒川河川敷

そこに建っているのが、コスモスアリーナふきあげ。市内に幾つかあるサテライト会場の1つ。
体育館施設ですが、中に巨大な雛壇がありました。
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その隣には、コウノトリ野生復帰センター「天空の里」。
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二羽のコウノトリが飼育されています。最近出来たばかりの施設で、GWまでは無料開放中とのこと。
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埼玉県民には免許センターのある街として知られる鴻巣ですが、その名の由来がコウノトリだったとは、今の今まで知りませんでした。
そして、ここにも小さな(と言っても十分立派ですが)雛壇が飾られていました。
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吹上には図書館がありますが、ここには昨年訪れたので、今回は市内に幾つかある公民館図書室へ。
天空の里から東に3kmほど、JR北鴻巣駅の東の住宅地の中にある箕田(みだ)公民館に着きました。
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派手なMEGAドンキホーテの建つ大通りを少し入った所で、周辺はとても静かな雰囲気。

館内に入ると、ここにも雛人形が。さすが鴻巣

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左に図書館入口

図書室に入ると、中は意外な広さ。
子供向けと思しきベッドのようなソファがあり、その先には6人掛けの閲覧机が5個も。
座って本を読んでいる人は、コロナ対策で名前を書かされていました。

部屋は広いものの、壁沿いの棚に並ぶ本の数は、それほど多くはありません。

児童書は比較的多め。
懐かしい、学研「○○のひみつ」シリーズが。昭和のものかと思ったら、平成始めの刊行。

奥の方は一般書かと思ったら、児童書が混ざっており、
これまた懐かしい「学研の図鑑」が。こちらは昭和末期のものでした。

本は全体的に古く、背表紙の激しい色褪せが目立ちます。
ここ数年の内に刊行された文芸本も、少しは置いていますが。
新潮文庫の海外物は、背表紙が完全に読めなくなっていて、タイトルが上からマジックで書かれていました。

私がよくチェックするコンピュータの本は、もはや何の役にも立たなそうなWindows8の本含め、3冊のみ。
旅行書は「るるぶ」が置いてある程度。やはり色褪せ激しく、多くは2011年版。

蔵書数は不明ですが、1万冊強といったところでしょうか。
外のロビーには、箕田文庫なる市民からの寄贈本を置いたコーナーがありました。なぜ図書室に入れないのかは謎ですが。

続いて、更に東に2km、やはりサテライト会場になっている、農産物直売所「パンジーハウス」へ。
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周囲は、ビニールハウスの立ち並ぶ農村地帯。遠方には上越北陸新幹線の高架も見えます。
買い物客で賑わう中、ここにも巨大な雛壇が。
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奥の温室エリアには、花で飾られた雛人形もありました。
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箕田公民館/鴻巣市ホームページ