図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

千葉市桜木公民館図書室(千葉県)

三連休、天気も良さそうなので、房総半島にツーリングに出掛けました。

渋滞を避け、草加から外環道に乗るも、京葉道路に入ってからは渋滞続き。大宮ICまで行くつもりでしたが、嫌気が差して途中で下りました。
それにしても、本線料金所ではETCブースに車が集中し、有人ブースはガラガラ。渋滞削減のために対策すべきポイントが、かなり分かりやすく示されている気が。

それはさておき、予定外に下りたのは貝塚IC。
恐らく日本一有名な貝塚、加曽利貝塚が近そう。せっかくなので行ってみます。
モノレールの桜木駅と小倉台と間を南に入った辺りですが、案内があまり出ておらず、少々到達困難。
スマホを頼りに行くと、住宅地の中にありました。広大な公園になっています。
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園内には、貝層断面が保存されていたり、
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無料の博物館があったり、
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移築された江戸時代の屋敷があったり、
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復元された古代の住居があったり。
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貝塚から徒歩5分ほどの所に、図書室があるようなので行ってみます。
これも住宅地の中に、ひっそりと佇んでいました。

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桜木公民館

公民館図書室と言っても、図書室の建物は独立しており、玄関も別。
ガラス張りの小さな館内は、外から見るだけでほぼ全容が知れてしまいます。
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中に入ると、職員さんは一人。
小さな室内ですが、各分野の本がそれなりに揃っています。
児童書、文芸書が多め。文庫本も、時代小説を中心に置いています。
十誌にも満たないながら、雑誌もあります。
とは言え、やはり全体的に品揃えは寂しく、私がいつもチェックするコンピュータの本は数冊のみ。

郷土資料も、ほんの少しですがありました。
宮本ひろ志の書き下ろし漫画など、貝塚に関する本も数冊。

陽当りが良すぎるためか、背表紙の色褪せが激しいのが気がかり。古い本かと思ったらせいぜい数年前のものだったり。
館内が明るいのは良いですが、もう少し本への配慮も必要ではないか、と思う図書館を最近よく見かけます。

開設は2009年とまだ新しく、蔵書数は約2.1万冊。
千葉市には図書館が7、分館が7、公民館図書室が21あるようで、なかなか充実したネットワークを形成しているようです。

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