図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

台東区立くらまえオレンジ図書館(東京都)

両国から浅草へ、隅田川沿いを歩いて行きます。
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川を渡ると、台東区国技館のある町から、嘗てあった町、蔵前へ来ました。
噂には聞いていましたが、町の至る所にお洒落なカフェが開いています。
しかも、どこも店の前に行列が出来ています。

この町にも図書館があるようなので、行ってみます。
「環境ふれあい館ひまわり」の六階。
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ビルの両側にもやはりカフェがあり、主に若い女性が行列を作っていました。
エレベータで六階へ。図書館入口がありました。
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部屋に入ると、かなり小さな規模。
半分以上は児童書です。
奥の棚には、環境に関する本が並べられています。
他は、新しめの小説と文庫本が目立つくらい。
その向かいの棚には「実用書」と記されています。この括りも珍しいですが、本の数は数百冊程度。
主婦向けの本はまあまあありますが、それ以外の本は少ない。
そんな中、プログラミング言語Pythonの本が数冊ありました。
新聞、雑誌も見当たりませんでした。

現在の場所に開館したのは、2012年。
蔵書数は6700冊とのことで、やはりかなり寂しめです。

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六階からの眺め

階段で下へ降りていきます。
五階は環境情報室。
ここにも、子供向けの図鑑など本がありました。
この施設全体が、子供をターゲットにしているようです。
ここの本も貸出できるようで、なぜ図書館と一緒にしないのかちょっと不思議。

一階まで下りました。
向かいは区立精華公園。子供たちの歓声で溢れていました。

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精華公園から

再び隅田川岸に戻り、浅草へ。
散りかけの隅田公園の桜を鑑賞。
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ここまで来たら、浅草寺へ参らないわけにはいきません。
夕暮れ時になり、お寺の前は空いていましたが、仲見世通りは観光客で大賑わいでした。
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通りに並ぶ店々が違法建築とされ、立ち退き問題で揺れているという伝法院通り。
果たしてこの情景がいつまで見られるのでしょうか。
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最後の図書館が思いの外小さかったので、もう一館くらい寄りたい気もしましたが、一日歩き回ってすっかり疲れたので、この日は店仕舞い。
その後は田原町駅からメトロに乗って、帰路に就きました。
この日の歩数は3万歩超。記録的数値でした。

くらまえオレンジ図書館 台東区ホームページ