図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

北区立神谷図書館(東京都)

足立区の図書館を3つ回ってから、隅田川を渡り、北区に入りました。
大きなニトリの西側の住宅街の中に、神谷図書館があります。
適当に細道に入ると、一方通行だらけでなかなか辿り着けず。
パズルを解くようにルートを考え、何とか到着。

駐車場はありませんが、バイクは停められました。
区民センターの一階奥が図書館。入ってみます。

手狭になったのか、新聞雑誌の部屋はカウンターの外に設けられています。
200誌ほどの雑誌がありました。

カウンターの前は、こどもの本。ガラス張りの独立した部屋になっています。

その先には、CDがありました。
足立区には無かったので、新鮮に映ります。
ポピュラー系が多く、国内、海外とも男性、女性、グループに分けられています。
ジェンダーレス流行の現代にはそぐわない感がありますが。。

館内はT字型。
少々古いようで、板貼りの床はミシミシと音がします。
床に、テープで2メートルの矢印が描かれています。
ソーシャルディスタンスを表しているようです。
本棚には「地震がおきたら通路にしゃがんでください」の表示も。

これも足立区の図書館では見かけなかった、漫画が結構置いていました。
文庫サイズが多めで、「名探偵コナン」から「部長島耕作」まで、幅広く取り揃えています。
「ツーリング・エクスプレス」はバイク漫画かと思ったら、少女漫画でした。
私がよくチェックする、コンピュータ、旅行ガイドはやや寂しめ。

図書館前の様子

開館は1994年。
蔵書数は6万8千冊ほどですが、その約半分は所属の決まっていない北区共通資料とのこと。
CDは約4千枚。
場所は、メトロの王子神谷駅志茂駅の中間辺り。JRの東十条、赤羽からもあまり変わらない距離です。

この日は川口、東京の5つの図書館を訪問。
どこも大通りから外れた住宅街の中の、少々分かりにくい場所でした。
足立区に入ってからここまでは、1kmごとに図書館がある感じで、なかなかの高密度でした。

帰路、北に進むと、花で溢れる志茂町公園がありました。その先には焼却場の煙突。

近くには広大な空き地もあり、再開発が進みそうな気配です。

北区立図書館 神谷図書館