図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

文京区立大塚公園みどりの図書室(東京都)

御茶ノ水から池袋へ行く途中、新大塚駅で下車。

新大塚駅

歩いてほんの数分の所に、大塚公園があります。
雨が上がり切らない生憎の天気ですが、子供の歓声で溢れていました。

ここ大塚公園は、ラジオ体操発祥の地とか。
記念の銅像が建っています。

しかし調べてみると、どうやら「文京区での」ラジオ体操発祥の地とか。
銅像を建てるほどのことでも無いような。。

その銅像の傍、公園の片隅にあるのが、みどりの図書室。
ここに来るまで幾つも案内看板が出ていました。

まるで山の上のヒュッテといった趣き。

見た目通り、中も小ぢんまり。
二階は集会所で、図書室は一階のみです。
スペースが無いため、ロビーに新聞、雑誌、新着図書などが置いてあります。
室内の床は板貼りで、やはり山小屋調の演出。
2畳ほどの絨毯敷の絵本コーナーもありました。
置いているのは児童書ばかりかと思ったら、奥に一般書がありました。
文庫本はそこそこありますが、全体的に少なめ。

CDも少し置いています。
その横には、なぜか薔薇コーナー。
バラに関する本、ミュージカル「ベルばら」の本などがありました。
みどりの図書室なので、旬の花を特集しているのでしょうか。

蔵書数は約2.3万点。
開館したのは1991年とのこと。
本は少ないですが、豊かな緑に囲まれ、高原で読書しているような感覚を味わえる、面白いスポットです。

ちなみにこの日の最後は、渋谷駅から近いこもれび大和田図書館に寄ろうとしたのですが、特別休館日。。
住宅街の中にひっそりと建っていた渋谷図書館が、3月末にひっそりと閉館していたことも、この日知りました。残念。

大塚公園みどりの図書室