図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

坂戸市城山公民館図書室(埼玉県)

一昨年昨年に続いて、今年も越生に来ました。
去年も来た「梅の駅」で、梅の実を購入。

「梅の駅」の前の道

さて、コロナ対策で昨年は入れなかった越生町の図書館はと言うと、、今年も変わらず、利用証を持っている人しか入れないとのこと。
一体いつまでこんなことを続ける気なのか、と思わないでも無いですが。

そこで今年は、5㎞ほど南にある、坂戸市の図書館の城山分室へ。
坂戸市の分館と言えば去年、勝呂分館に行きましたが、そこもここもなぜか水曜日と日曜日、しかも午後13時から17時までの間しか開いていないという狭き門。
この日は日曜日、時間も昼を過ぎたので、またと無いチャンス。
カーナビの案内を頼りに、住宅地の中にある、城山公民館に着きました。

この二階に図書室があるようです。
階段の壁の案内は、今流行りのウクライナカラー。

偶然だと思いますが。

二階に上がると、左の部屋が「一般室」、右の部屋が「じどうしつ」と、完全に分離されています。

まずは一般書の方へ。
カウンターがあるのは児童書の方だけで、こちらは無人です。
小さな部屋で、本の数も多いとは言えません。全体的に古め。
文庫本はまあまあ置いています。

私がいつもチェックする、コンピュータの本は見当たりません。
旅行書は「るるぶ」はまあまあ揃っています。「地球の歩き方」も一部ありました。
CD、DVDもありましたが、合わせて400枚くらい。古めのものばかりです。
雑誌は、高年女性向けのものが数誌あるのみでした。

児童書の方にも入ってみます。
全体的にこちらの方がより本が古め。背表紙の色褪せがかなり進んでいます。

漫画もありました。
置いてあるのは、「釣りキチ三平」「巨人の星」「銀河鉄道999」「ときめきトゥナイト」など。蔵書の古さがお分かりいただけるかと。
郷土資料「埼玉・坂戸の本」も、なぜか児童書の部屋にありました。
勝呂分館で知った坂戸出身の製紙王、大川平三郎の本がここにもありました。

蔵書数は約1.7万冊。開館は1987年とのことで35年の歴史があります。
周辺は住宅団地。少々時の経った新興住宅地といった趣きです。最寄り駅は、東武越生線川角駅でしょうか。
地図上では、近くには日本でも最近増え始めた環状交差点、ラウンドアバウトがあるように見えましたが、その真ん中にあるのは送電塔でした。

公民館の前の様子

城山公民館図書室 - 坂戸市立図書館