図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

所沢市立所沢図書館富岡分館(埼玉県)

平日ですが、所用で所沢へ。
順調に用事が済んだので、所沢市の図書館に寄って行きます。
目指すは所沢市の北の端、富岡分館。
交通手段はバイク。天気予報を考慮してこの日を選んだのに、結局雨に降られました。

途中、「食の駅」を見つけ立ち寄り。
ただのスーパーかとも思いましたが、地元産の野菜を中心に扱う「道の駅」のようなお店。地元の人で賑わっていました。

その先の交差点には、若山牧水の歌碑の案内矢印が出ていました。
ここで曲がる道を間違え、時間をロス。
狭い路地を迷いながら進み、着いたのは公民館、体育館など色々入った大きな施設。
小雨の降る中、屋根付きの駐車場、駐輪場があるのが助かりました。

向かいには紫陽花が咲き、最近流行りのシェアサイクルが置かれています。

一階には音楽室、和室、調理室などが入っています。
ロビーには、チコちゃんと紫陽花が飾られていました。

図書館は二階。
埼玉西武ライオンズの垂れ幕が懸かっています。

そう言えば、まさに所沢市はホームタウンでした。

図書館入口

入口を入ってすぐ、リサイクル本のコーナーがありました。
小さな拍子木のようなタイル張りの床、まだ新しそうです。

右半分が児童書。
絨毯敷きのえほんコーナーもあります。
郷土資料、参考資料もなぜか児童書エリアにあります。
行政資料、遺跡の報告書、市議会会議録など。
地域の文芸誌もありました。

中央にある雑誌コーナーには、40誌ほど。
航空公園の図書館本館にあった「航空管制」がここにもありました。

一般書の方は、本棚が高め。
文庫本は多く、左奥の壁一面がほぼ文庫本で占められています。

私がチェックするコンピュータ関連、旅行書は隣り合っていました。
どちらも少なめ。
コンピュータについては、やや高度な本も混ざっていますが。

洋書も、30冊ほどですがありました。

書庫への扉の横には、可動式の本棚もありました。これも書庫のようです。
奥には非常口があり、外の様子が拝めますが、ここからの出入りは禁止。
蔵書数は約5.7万冊、開館は1987年とのこと。

周囲は基本的には住宅地ですが、裏手には、畑が広がっていました。

玄関の脇には、若山牧水の歌碑を紹介する看板が立っていました。

先ほどの交差点にあった物のようなので、帰りに寄ってみます。

先ほどの交差点。駐車スペースがあったのでバイクを停めます。
歌碑の矢印を示す先には、神社があるのみ。

よく見ると、左の塀の切れ目から入れます。
一般の住宅の敷地にしか見えないけど、入って良いんだろうか?と思いつつ行くと、また矢印。

この矢印の向きは全く不正確でしたが、歌碑はちゃんとありました。

若山牧水歌碑

帰り道、所沢市三芳町の境にある多聞院。
お寺と言えば紫陽花かな、と思って覗いてみると、やはり咲いていました。

所沢図書館 富岡分館