図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

立川市西砂図書館(東京都)

昭島にアウトドアショップの集まるモールがあると聞き、車で出掛けてみることにしました。
途中、目的地まであと数㎞という所にある、立川市の図書館に立ち寄りました。

到着したのは、立川市西部の西砂図書館。
周辺は、農地の面影を残す住宅地。
少々わかりづらい場所で、ここまでの道のりはカーナビの案内頼りでした。

二階には学習館などが入る、古い複合施設。
図書館は一階です。黄緑色の床が印象的。
絵本コーナーは絨毯敷きで、結構な面積を占めています。

カウンターの近くには、CDコーナーがありました。
海外物は少なめですが、国内ポピュラーは新旧織り交ぜたラインナップ。
その横は、マンガの棚。
のだめカンタービレ」「ワンピース」「はだしのゲン」など、図書館らしい無難な品揃え。

奥に進むと、「飛行機・飛行場コーナー」がありました。
立川は所沢と同じく、嘗て飛行場のあった町。
。。と思っていたら、防衛省管理の飛行場が現在もある模様。
関連する本が多数(約300冊とのこと)置かれています。戦記物の、光人社NF文庫も置いています。

その隣は「砂川資料コーナー」。玉川上水や砂川闘争に関する本が何冊かあります。
正直知りませんでしたが、砂川闘争とは、昭和30年代当時、米軍施設だった立川飛行場の拡張計画に対する、住民の反対闘争だそう。成田の三里塚闘争もこれが原点だとか。
その隣は、「地域・行政資料コーナー」。立川に限らず、多摩、昭島、八王子など近隣地域に関する本があります。
近くには「郷土立川を知る」と称し、古い写真を展示する額が飾られていました。

私がいつもチェックする、コンピュータの本はと言うと、総記の所にも電気工学の所にも見当たりません。
まさか全く置いていないのか?と思ったら、館内ほぼ中央、絵本コーナーの前に専用の棚がありました。

小さな図書館ですが、文庫本はそこそこ豊富。大きな棚が両面、文庫本で占められています。
数は少なめですが、海外小説はまた別の所にありました。

雑誌は50誌ほど。
新聞はと言うと、スペースが足りないのか、部屋の外にありました。

蔵書数は約6.5万冊。開館は1978年。
立川市の図書館に来たのは、約1年前の幸図書館以来でしたが、この両館は図らずも同じ年に開館していました。

再び外に出ると、玄関の横には、周辺の案内図がありました。

周辺にはこれと言って何があるわけでもありませんが、区割りは開拓農地の面影を残しています。

図書館前の道

西砂図書館のご案内 - 立川市図書館