立川市から昭島市に入り、アウトドアショップの集まるモール、モリパークアウトドアヴィレッジが近づいて来ました。
駐車場へは右折の案内が出ていたものの、左の方にもあるかと思って駅の方に進んでみたら、結局無し。
ぐるっと一周して戻って来たら、こちらの車線からは駐車場に入れず。
Uターンも出来ないので、方向転換のため更にぐるっと周って来て、ようやく駐車場へ。
しかし、昨今のアウトドアブームのせいか、元々キャパが小さいせいか、満車。ゲートが開くまで少々待たされました。
時間とガソリンをロスしてしまいましたが、ついに入場。中は緑で溢れています。
先日行った八ヶ岳のアウトレットを思い出しますが、人の入りは全然違います。
また、ボルダリングの壁があったり、カヌー教室の開かれる池があったりで、否が応でもアウトドア気分が盛り上がります。
結局買い物したのは、近所にもお店のあるブランド。これなら遠出してくる必要も無かったのですが、色々なブランドの商品が一堂に見られ、楽しめました。
去年訪れた昭島市民図書館はなかなか印象的な所でしたが、その分館が近くにあるようなので、行ってみます。
徒歩数分にあるJR昭島駅に行き、南口に抜けて更に徒歩数分。
大通りから入った狭い路地の先にあるのは、昭和分館。
名前の通り、昭和の雰囲気を漂わせた古びた施設です。
路地のどん詰まりには、やはり昭和の空気に包まれたお店が建っていました。
気付けば、閉館の5時まで残り10分ほど。中に入ってみます。
図書館は、10分あれば見るのに充分な、想像以上に小さな一室。一日楽しめそうだった本館とはかなりの格差ですが、職員さんは二人もいました。
蔵書の半分以上は児童書と見え、一般書は少々寂しめ。
CDが、数百枚の少量ながら置いています。
小さな地域資料コーナーには、昔の立川、昭島の風景を収める写真集が数冊ありました。
雑誌も少なく、20誌ほど。
そんな中に「山と溪谷」があるのは、アウトドアの聖地を持つ町の面目躍如。
新聞は、朝日しか置いていないようです。
文庫本は大きな棚にびっしりと並んでおり、まあまあの数。
変わらぬ人気の佐伯泰英は、別置きになっていました。
コンピュータの本は、数十冊でした。
開館は昭和48年で、来年で50周年ということになります。
蔵書数は約2.4万冊で、過半数が児童書です。
昭島の町の名前は、昭和と拝島という2つの町から1文字ずつ取った合成地名だそうで、この辺りは旧昭和町だったようです。
昭島という地名は歴史の浅いことが分かりましたが、その前身の昭和町の名も当然大正時代以前には無いわけで、百年に満たないのは明らか。これからどんな歴史を積み重ねて行くのでしょうか。