図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

柏市立図書館松葉分館(千葉県)

千葉県の柏まで、ドライブに来ました。
一度見てみたかったのは、スマートシティとして自動運転の実証実験なども行われるという、柏の葉
つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅の周囲の街です。

柏の葉公園の前

しかし、東大キャンパス、がん研究センターなどはあるものの、特に何が見られるというわけでもなく。
緑の多い未来都市、という雰囲気は少々味わえました。

柏の葉キャンパス駅付近

この街には公共図書館は無いようなので、2kmほど東にある柏市の分館に行ってみます。

柏の葉同様のニュータウンですが、数十年は先輩という感じの街の中にありました。
小さな駐車スペースがありましたが、こちらは裏側。

表に回ると、前の道は歩行者天国の中央商店街となっています。
が、ほとんどのお店が閉まっています。所謂シャッター商店街
七夕の飾りが立っているのを見て、もうすぐ七夕であることを思い出しました。

施設の名は松葉近隣センター。中に入ってみます。
図書館は、体育館、和室などの入る一階にあります。
足を踏み入れると、小豆色の床が目に刺さりました。
床の色が反射しているのか、白い天井や壁も薄くピンクに染まっているように見えます。

小さいながら、本はそれなりに多そう。
半分は児童書、絵本が占めているようです。
カウンターには職員さんが四人も。
利用客も子供中心に結構入っています。

文庫本は3千冊くらいはあり、
新書、ノベルズのコーナーもあります。
旅行書は、紀行類がそこそこありました。
コンピュータ関連の本は百冊程度。
児童書にもコンピュータのコーナーがあり、プログラミングの本が数冊ありました。時代を実感します。

カウンターの横には郷土資料コーナーがあり、千葉県に関する本が充実しています。
手賀沼利根川、房総の石仏などに関する本が多数。総じてやや古めではありますが。

雑誌は20誌ほどでした。

開館は1987年で、蔵書数は約5万冊。
人口約40万の柏市には、本館、分館、こども図書館と計18も図書館があるそうで、なかなか充実したネットワークを形成しています。

松葉分館 | 柏市立図書館