山中湖を後にして、次は沼津港に向かいます。
峠を越えてからは、海に向けてひたすら下り坂が続きます。
沼津の中心地を抜け、海岸が近付いてきた所で、ちょっと寄り道。
沼須市の図書館に多数あるらしい、地区センター図書室に行ってみます。
図書室は、受付の前を中に進み、左に曲がり、更に左に曲がった奥でした。
最初にあった受付の裏で、図書室のカウンターは受付と兼用でした。
ピカピカのタイル床で、12畳ほどの広さの横長の部屋でした。
そんな狭い部屋でありながら、机は3つ、椅子は12もあります。
机の真ん中には、しっかりコロナ対策のパーティションが立てられています。
約半分は児童書。
建物が新しいだけに、本も比較的新しめですが、数はかなり少ない。
棚の上部にジャンル名が記されていますが、如何せん本の数が少ないので、重なり合うようになっています。
私がいつもチェックするコンピュータの本は、数冊程度。
新聞、雑誌も、郷土資料もありません。
蔵書数は3、4千冊といったところでしょうか。地区センター図書室が全部で16あって、蔵書総数は7万冊ということなので、妥当な線でしょう。
開館は2019年のようで、まだ出来たてです。
外に出ると、雨が止んで、晴れ間が広がっていました。
目の前は松林。そのまま海岸まで、千本浜公園が広がっています。
園内には、若山牧水の歌碑が建っていました。
宮崎県立図書館で宮崎出身と知り、近所の所沢にも歌碑のあった牧水ですが、晩年はここで過ごしたそうで。
近くには記念館もあります。
ほどなく海岸に到着。
北方には富士山が見えるはずですが、雨雲に隠れています。
昨日からずっと富士山の周りにいるのに、姿を拝むことは出来ませんでした。
沼須港までは、1kmほど。
新鮮な海鮮料理を求めてきた観光客で大賑わい、無料の駐車場に向かう道は、車が大行列。諦めて離脱し、有料の駐車場に向かう人も。
やがて案内されたのは、臨時駐車場と化した漁港施設の中でした。
港を眺めた後、比較的空いている店で朝昼兼用の食事を済ませました。
深海魚水族館も気になっていたのですが、入館待ちの大行列を見てあっさり諦めました。