図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

三島市立図書館中郷分館(静岡県)

次の目的地は、清水町。
しかしその前に、すぐ近くに三島市の図書館分館があるようなので、先に寄ってみます。
田園地帯にポツンと、市役所支所も兼ねた文化プラザが建っていました。

向かいには、大きな公園というか、芝生の緑地が。

中に入ってみます。
明確な区切りは無く、一階フロアの一部が図書館になっています。
小ぢんまりとしていますが、沼津市の小さな図書室を回ってきた後なので、立派に見えます。
もちろん新聞・雑誌が置いています。
雑誌は縦置きで、最新刊も旧刊も、区別なし。
コンピュータ関係のマニュアル本、はじめての○○シリーズがなぜか雑誌コーナーにありました。

CD、DVDもあります。
DVDはドキュメンタリー系、落語、子ども向け、地域資料などで、映画は無し。
その横には、大型絵本が置かれています。
片隅には一段低くなった、円錐状のおはなしコーナーが。カーテンで仕切られるようになっています。

文庫は専用棚もあったり、単行本の棚の上段にあったり、棚の上にあったりと分散しています。

地域資料には、富士山、三島、静岡県の資料が。
パンフレットや行政資料が中心です。

コンピュータの本は、電気工学の所に少々。
旅行ガイドも揃っています。

開館は1996年。
蔵書数は約4万、視聴覚資料が約3千とのこと。

周辺は田圃が広がっています。
稲穂がたわわに実っていました。

その後は、3kmほど西にある戸倉城跡に寄ってみます。
その小山は、今は本城山公園になっており、城を取り囲むように狩野川が蛇行しています。
駐車場から歩いて10分もかからずに頂上へ。
場所柄、放送中の大河「鎌倉殿の13人」にも登場するかと思いましたが、もっと後の築城のようです。
天守跡のはずの所には、キノコのような謎の建造物が。

何かと思えば展望台でした。
人が訪れることは稀そうな雰囲気の階段を登って行くと、全方位が見渡せるなかなかの眺望。

しかし、やはり富士山は雲に隠れ、姿を拝めず。
この旅では、縁がありませんでした。

施設案内 中郷分館 - 三島市立図書館