図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

前橋市立図書館元総社分館(群馬県)

車を走らせていると、高崎市から前橋市に入りました。
更に北に走り、総社神社にお参り。上野國総鎮守とのこと。

本殿の裏は派手な装飾でした。東照宮のよう。

神社の裏に出ると、川が流れていました。
川面まで下りる道があるのですが、草が生い茂っていてほぼ通行不能

牛池川河畔道路と名付けられた川沿いの道を進むこと約400m、公民館と一緒になった図書館に着きました。

プレハブのような簡素な建物です。
館内はほぼ正方形。
半分は児童書が占めており、絨毯敷きのこどもコーナーもあります。

漫画もそこそこあります。「こち亀」「BLEACH」「バガボンド」など。
その横には郷土資料がありました。
群馬県のローカル文庫である、みやま文庫、
図書館本館にもあったであろう「前橋藩松平家記録」など、渋い本が置いています。
一方で「まんが大胡町誌」「まんが宮城村の歴史」「まんが富士見村の歴史」と漫画3冊が揃い踏み。
いずれも平成7〜8年の刊行で、今は前橋市に吸収されています。

CD、DVDもありました。千枚くらいでしょうか。
雑誌は40誌ほど。
旅行書も海外ものは寂しめ。

カウンター近くに置かれた可動式棚に、特集コーナーが設けられていました。
10月14日は鉄道の日ということで、のりものえほんの特集が。
裏には、「ぐりとぐら」で知られる山脇百合子さん追悼特集をしていました。

開館は2007年。蔵書は約2.1万冊で、その内1.6万冊が児童書とのこと。かなり児童書比率が高めです。

JR上越線群馬総社駅がありますが、ここからは2,3km離れており、ここの最寄駅は新前橋。群馬総社の方には、総社分館なる別の図書館があるようです。

元総社分館/前橋市