図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

前橋市立図書館東分館(群馬県)

少し時間があるので、帰り道にある図書館に、もう一つ寄ります。
新前橋駅から東南に半kmほどの所にある、前橋市の東分館。
車でやって来ましたが、駐車場が激混み。駐車ブースでない所にまで、隙あらばと停められています。

この状況は、那覇首里図書館を思い出させました。しばし足止め状態でしたが、目の前で出て行く車が現れたので、運良く停められました。
併設されている公民館で何かイベントをやっているのかと思いましたが、特別なことをしている様子はありません。
横にある公園の利用者が多いのでしょうか。

東ふれあい公園

中に入ってみると、先ほど行った元総社分館と、同じような規模。

郷土資料コーナーにはやはり、みやま文庫。先ほどより遥かに巻数が揃っています。
「まんが大胡町誌」など、郷土史漫画3冊があるのも、先ほどと同じ。更に「まんが前橋の歴史」もありました。

雑誌の数も、視聴覚資料の数も、やはり先ほどと同じくらいに見えます。
文庫本の数や、旅行書の品揃えも似ています。

漫画もあります。こちらは先ほどより少なめ。
絵本の部屋は板張りでした。

カウンター前の特設コーナーには「こわい本」として、ホラー小説が集められていました。
その下には「大人の図鑑」「ねこのえほん」の特集も。

蔵書数は約2.8万冊で、半分強が児童書。元総社分室よりは一般書比率が高めです。開館は2014年。
前橋市の中では西の方なのに、なぜ東分館なのかと言えば、どうやらこの辺りは昔、東村という村だったからのようです。
読みは「ひがし」ではなく、「あずま」。
図書館の開館時はとっくに前橋市になっていたはずですが、昔の地名を大切に残しているところに好感を覚えました。

東分館/前橋市