図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

八戸市図書情報センター(青森県)

今年は、日本における鉄道開通150年の年。
期間限定で、鉄道開業150年記念JR東日本パスが発売されています。
3日間、新幹線含むJR東日本全線に加え、一部私鉄も乗り放題という優れもの。
これを利用して、旅に出ることにしました。
青春18きっぷでは乗れない新幹線に乗りまくらねば、ということで、
朝5時前に起きて、6時台のはやぶさ号で新青森へ。1年半ぶりです。

ここに来たのは、青森市民図書館に来た時以来、1年半ぶりです。

新青森駅

ラソン福士加代子選手の巨大人形がありました。さすが、ねぶた文化の街。

駅とその周りを軽く見た後、すぐ折り返して八戸へ。

八戸駅

八戸線に乗り換えますが、待ち時間が20分強。
ここにはほぼ駅直結、正確には、駅に直結するホテルの一階に図書館があります。

駅の隣のホテル

昔一度、やはり鉄道旅行の途中で立ち寄ったことのある場所。

図書館入口

小さな所だったと記憶していましたが、記憶していた以上に小さい。

雑誌はまあまあ多く、百誌を超える数があります。
はちのへコーナーには、サッカーJ3のヴァンラーレ八戸、アイスホッケーチームの東北フリーブレイズについての資料、新聞切り抜き等がありました。

えほん、文庫本はそこそこありますが、他の一般書はかなり少なめ。
小説の単行本は、せいぜい30冊くらい。

郷土資料は規模の割には多めで、八戸市青森県の歴史、産業、文化などに関する本が多数あります。
八戸藩遠山日記」なるシリーズも置いています。

他の図書館からの定期便もあるらしく、この時は西村京太郎の本が置かれていました。

窓に沿って細長い館内ですが、奥の壁には一面、VHS、DVDが並んでいます。その向かいはCDの棚。
視聴席も幾つかあります。
そしてBGMにはビートルズが、結構な音量で流れています。
相対的に視聴覚資料に力が入っているのは間違いなく、本よりこちらの方が多いくらいかも。
図書情報館を名乗っているので、一般の図書館とは使命を異にしているのかもしれません。

東北新幹線の八戸延伸に合わせて、2002年に開館とのこと。
本の数は約6千冊。

駅に戻ろうとした時、八戸三社大祭の山車を展示しているとの案内が目に入り、お隣のユートリーなる施設へ。
これは圧巻。ねぶたにも負けません。

時間の無い中、見に来た甲斐がありました。
急いで駅に戻り、意外に混んでいる八戸線の列車に滑り込みました。

八戸市図書情報センター | 八戸市立図書館