図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

岐阜市立図書館分館(岐阜県)

主に普通電車を乗り継ぎつつ、西日本各地の図書館を回って来た今回の旅。
加古川の図書館を最後にするつもりでしたが、時刻表を眺めていると、大垣か豊橋で20分ほどの乗換待ち時間が生じることが判明。
この時間でどこか寄れないかと調べると、、
岐阜、一宮、豊橋の駅の近くに図書館があることが分かりました。
豊橋はやや駅から離れていて、一宮は大きそうで見切れないと判断、持ち時間僅か16分ですが、岐阜駅の図書館に寄ることにしました。
乗り遅れたら、この日の内に帰宅するのは不可能。かなり危険な賭け。
電車を降りる瞬間まで迷いましたが、思い切って下車。
改札を出ると、商業施設のASTY、

岐阜駅前

そのまた隣が教育施設、ハートフルスクエアーG。
図書館はここの一階です。

ガード下に入口がありました。

図書館に入るといきなり、鉄道コーナーと旅行誌。
私の興味を引くジャンルですが、時間も無いので先へ。細長い館内を左に進みます。

コンピュータの本は、プログラミング、スマートフォン、ウィンドウズなどに仕切られていて量、質ともなかなか。
その向かいには漫画が少々。
視聴覚資料はDVDがありました。

郷土資料は、岐阜に関する本が分野別に。古い本が目立ちます。
雑誌は百誌ほど。

もう1つの出口を出ると、廊下を挟んで、ファッションライブラリーなる部屋があります。

繊維の街、アパレルの街として栄えてきた岐阜市
バルーンで飾られた室内には、国内、海外のファッション雑誌が多数。
手芸、染色、広告、きものなど、ファッション関連の本も大量にありました。

交通至便なこの図書館、開館は2002年、蔵書数は約9.4万冊とのことです。

気づけば、電車の時間まであと数分。
一階を西に進むと、駅への上り口が見つからず、通り過ぎてしまいました。
慌てて戻ると、駅への上り階段を発見。最後は駆け足で電車に滑り込み、ギリギリセーフ。
図書館の公式サイトでは、駅から2分と案内されています。この手の案内は、余裕を持って長めに書かれているものと思っていましたが、、2分はややきついかも。3分見ておいた方が良さそうです。
何とか間に合ったとは言え、これからはこんな危険な橋は渡るまい、と密かに誓いました。

その後豊橋、浜松、熱海と乗り継ぎ、深夜に東京に戻ると、、自宅に帰る東武東上線は事故で運転見合わせ。通常の終電の時間にようやく運転再開。結果的には、岐阜で一本乗り過ごしても何とか帰れたみたいです。

分館 | 岐阜市立中央図書館