図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

川崎市立幸図書館(神奈川県)

先週に続いて、今週も泊りがけの旅に出ます。
本当はバイクで出かけたかったのですが、予報通りの雨模様なので、車にしました。
多摩川を渡り、まず訪ねたのは、川崎市幸区の小向マーケット。
以前読んだ本で、超レトロなアーケード商店街として紹介されていたので、一度見てみたいと思っていた所。
国道1号線のすぐ近く、駅前でも何でも無い住宅地の中という意外な場所にありました。

入口

これは、、想像以上に凄い。

しかし、、想像以上に小さい。端まで歩いても1分とかかりません。
ほとんどのお店は閉まっており、開いているのはお茶屋豆腐屋の2軒のみ。見学はあっという間に終わってしまいました。

外観

お次は、近くの図書館に行ってみます。
幸区役所の隣、幸文化センターの一階にありました。

図書館以外にもホールやギャラリーなどがあるようです。

ロビー

図書館入口に「1980年開館」との文字がありました。こんなアピールは珍しい。
訪ねた図書館は、開館年と蔵書数は調べることにしているのですが、手間が省けました。

入るとすぐ、川崎フロンターレ文庫なる棚がありました。
「読書のまち かわさき」事業の一つとして、「川崎フロンターレと本を読もう!」事業を進めているとのこと。
選手が選んだおすすめの本を紹介したリーフレット「キックオフ!読書のまち かわさき」が置いてありました。

館内は横長。
開館から40年超だけに、木製の本棚も年季が入っています。
隣の棚には、外国人市民情報コーナーとして、英語、ベトナム語、韓国語などの広報資料が置いていました。

本棚の側面に細い棚があり、外国語の本が分散して置かれています。
言語はほぼ英語に見えます。

全体的に本は古め、と言うか、さほど古くない本まで古びて見えます。
館内の雰囲気がそうさせるのかもしれませんが、窓際でも無いのに少々色褪せが激しいような。

コンピュータの本は、専用の棚がありました。
マニュアル本が多く、専門的な本は少なめ。

左奥には参考図書コーナー。
たくさん並ぶ閲覧席の上には、感染対策の囲いが載っています。
ここも置かれてる本は古め。
中には平和・人権資料コーナーもありました。

雑誌は80誌ほど。
郷土・地域資料は、右の児童書エリアの手前にありました。
神奈川、川崎に関する本が多数。
これもやはり古め。
隣の市民文庫の棚には、自費出版っぽい本が並んでいます。

周辺の様子

蔵書数は、約14.5万冊。
閉館の5時間際まで、結構な人で賑わっていました。
駐車場は60分無料ですが、カウンターでの手続きが必要なので注意。

車を出し、更に進んで行くと、横浜市に。鶴見川沿いの桜が綺麗でした。

幸図書館|川崎市立図書館