図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

Narodna biblioteka Budve(ブドヴァ,モンテネグロ)

コトルからブドヴァに、バスで戻りました。
バスターミナルの近くに図書館があるようなので、行ってみます。
観光客は港と旧市街のある南に向かうのですが、反対の北に向かって歩くこと10分足らず。大きな施設が現れました。

日本で言う生涯学習センターみたいなものでしょうか。この中にあるようです。

一階奥に入口がありました。

入口近くの棚にはPROZAの文字が。散文のことらしい。
同じ本が各2冊くらいあります。中国広州以来、よく見かけますが、海外では普通なのでしょうか。

本の間に、分類番号の見出しが挿さっています。どうやら国名のよう。

カウンター前の棚の上には、民族衣装の人形が並んでいます。
その下はドラマの脚本です。

棚に書かれた分類は大体読めないのですが、心理学の文字はわかりました。

キリル文字の本とローマ文字の本が半々くらい。
ナブコフの「ロリータ」が目に入りました。数冊あります。

続きの部屋もありました。
JEZIKUは言語のことのよう。
バイオグラフィー、レジェンドなどは英語に綴りが似ているので分かります。

更に奥は児童書。
中央が絨緞敷きで、子供が一人遊んでいました。
ハリー・ポッターはやはりあります。
ここにも日本の漫画がありました。
NARUTO」「ワンピース」「デスノート」を発見。
お客さんは時折現れる感じ。

写真撮影は聞いてみたらOKでしたが、子供は撮らないで、とのこと。欧州らしい人権意識の高さ。

二階以降は灯りが消えていて、何なのかよく分からず。

図書館前の様子

その後は、観光客エリアまで歩いて行きます。
GoogleMapによると、このビルにロシアンライブラリーがあるらしいので、もし見つかったら覗いてみようと思ったのですが、、あるようには見えず。

仮にあっても、どうせロシア語読めないし、少々入りにくいので、深く詮索するのはやめておきます。
空手、柔道の教室の看板も出ていましたが、実在するのかは分かりませんでした。

この日はオンラインで予約した夜行バスで、ボスニア・ヘルツェゴビナモスタルへ。
宿のロビーで休ませてもらってから、バスターミナルに行くと、、、オンラインチケットは印刷が必要と言われプリント代に1ユーロ、更にターミナル使用料が含まれていないと言われ2ユーロ、更に荷物は別料金と言われて2ユーロ、計5ユーロも取られてしまいました。
コトルのトイレは1ユーロだったし、不条理に金のかかる国でした。

Народна библиотека Будве