図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

仙台市太白図書館(宮城県)

女川から埼玉まで、鈍行で帰りますが、まだもう一ヶ所くらい寄り道する時間があります。

JR長町駅

この旅最後の図書館訪問として、まだ訪れたことの無い仙台市の図書館を選びました。
仙台から1駅、長町で下車。
駅西口を出ると、目の前にあるのですが、横断歩道がありません。

地下鉄駅のある地下道を通って、道路を渡らないといけない模様。
一階から入ります。

玄関を入ると、右にカウンター、左は学習エリア。いきなり学習エリアとは珍しい。
その先は児童書。
「本日は地下1階 視聴覚室 開放中!」と掲示されていました。よく分かりませんが、後で行ってみることにします。

震災文庫の棚もありました。
展示3、展示5、展示6なる一角も。特集コーナーのようです。

今月のテーマも、カウンターの前にありました。今月は「俳句と歳時記」。

右に折れると一般書、最奥は更に左に少し折れて、そこには総記、コンピュータの本がありました。

海外旅行ガイドは、地域別。
シリーズものも地域別に分けられ、紀行本も一緒になっています。
ちょっと珍しい並び。

郷土資料は、児童書寄りの所にありました。
行政資料が多めですが、伊達政宗、支倉常長などの本があります。
剣豪千葉周作の本も。宮城出身という説があるとか。

地下への階段は、学習席の奥にありました。
雑誌はここ。百誌以上はありそう。
新聞は一階なのに、雑誌は地下階のこんな奥まった所とは。随所に王道から外れた個性を感じます。

CD、DVDも大量にあります。
そしてVHSも!DVDと同じくらいの量です。
CDは総じて古め。SMAPや氷川きよしが新しく思えるくらい。
音楽、ついでにスポーツの本もここにあります。

懐かしの文芸雑誌コーナーが作られていました。
「文藝春秋」「俳句とエッセイ」「ずいひつ」が、20年ほど前の物から並んでいます。
「鳩よ!」なる雑誌は、昭和後期から。

しかし、このフロアが普段は閉まっているとは思えません。開放中というのは、奥にある閲覧室のことのよう。

蔵書数は約24万冊。さすが東北一の大都市、支館でも立派な数です。
開館は1999年。
駅東口にはIKEAがあり、副都心的な様相になりつつあります。

その後は東北本線の普通電車を乗り継いで、帰宅。
福島、郡山、新白河、黒磯、宇都宮、大宮と、ほぼ新幹線の駅ごとに乗り換えさせられます。本当面倒臭い。もうちょっと長い区間走ってもらえないものでしょうか。

太白図書館 - 仙台市図書館

女川つながる図書館(宮城県)

この旅で一番行きたかった所は、女川沖に浮かぶ江島。
昔、その手前の出島とセットで回ろうとして、勘違いで江島で船を下りそこね、結局出島しか行けなかったという、苦い体験がありました。
しかもその後出島は本土と橋で結ばれ、車で気軽に行ける場所になってしまいました。
その時のリベンジなのですが、予報は連日雨。こんな天気の時に島に行くのか?とずっと迷っていました。
行くなら、朝の船に乗るために女川で前泊が必要。
迷った末、前日の夕方にようやく行くことを決意。スマホで女川の宿の予約をしていると、、予約できる時間を過ぎました、との表示が。えーっ!
やっぱり今回はやめておけという神のお告げか?
再び迷いの時間に入りましたが、一か八か、宿に行って直接交渉することに。

JR女川駅

満室になったわけではないので、ネットとほぼ同じ料金で泊めてもらえました。

翌朝、数人の乗客を乗せた船で、江島へ。

30分ほどで到着。
斜面に家々が建つ、独特の景観です。坊勢島にちょっと似ていますが。

階段の途中に、津波の到達点を知らせる石碑が立っています。

集落の道は階段。車は1台もありません、、と思ったら上の方には車道が通り、車もありました。

久須師神社。ここが一番の観光名所でしょうか。

観光名所があるわけでもないので、道という道を歩いて回ります。
島内にはカフェ、売店はおろか、自販機すらありません。

裏側の港まで来ました。いつ使われているのでしょうか。

途中の視界の開けた所からは、松島のような景観が。

小中学校の跡がありました。

最近まで現役だったかのような雰囲気ですが、あゆみを記した碑によると、30年も前に閉校になっているよう。
雨がにわかに激しくなって来たので、軒先でしばし雨宿り。
地図によると、この先に公園があったみたいなのですが、どこに道があったのか、全く分かりませんでした。

約4時間の滞在で、島内の道は、ほとんど踏破したのではないかと。

全く観光化されていない、特異な景観の島。残念な天気ではありましたが、まあ来てみて良かったかなと。

船で女川に戻りました。
港の近くには、震災遺構の旧女川交番があります。
巨大なコンクリートの塊が、完全にひっくり返っている様には、改めて津波の恐ろしさに震撼させられます。

港と駅の間は、綺麗な商店、飲食店街になっています。
お昼に海鮮丼をかっこみ、図書館へ。
女川町役場に隣接しています。

手前のガラス張りの建物の、二階にありました。

立派な木の板で館名が記されています。

中に入ると、ほぼ正面にカウンターがあり、左右に伸びています。

左の最奥は、港を臨む閲覧席。
鏡があるのかと思ったら、ガラスの向こうのロビーにも続いています。

郷土資料は、震災関連が1/3ほど。他は東北、宮城県、仙台市、女川町などと分類されています。
「東北学」「仙台学」なる文芸誌も置いていました。

玄関側の壁に、文庫本が並んでいます。
時代小説、西村京太郎など一部人気作家は、窓の近くにありました。

コミックも豊富。やや大人向けのものが多いでしょうか。

雑誌は少なく、20誌くらい。
コンピュータの本も、高度な本はありませんが、新しいものが揃っていました。

右側は児童書。
DVDも、子ども向けが少しありました。

写真は、人が写らなければOKとのこと。もっとも、この時は自分の他には誰もいなかったので、写るはずもなく。

陸前高田と同様、ここ女川町も、震災時の津波により図書館の蔵書が流出、全国から寄贈された本を元に2012年に開館。2018年に新庁舎のオープンと共に、ここに新たに開館したとのこと。
蔵書数は約6.5万冊。

宿に戻って荷物をピックアップ、慌ただしく女川駅に停まる電車に乗り込みました。

社会教育施設・スポーツ施設 | 女川町

気仙沼市図書館(宮城県)

大船渡線BRTを、終点気仙沼の一つ手前、八日町で下車。
気仙沼市の中心部にはこちらの方が近いはずなのですが、とてもそうは見えない秘境駅。
案内地図が出ていますが、道路の形が実態と全然合っておらず、さっぱり分かりません。駅のすぐ下に建つ超レトロな建物は、市役所の一部のよう。

坂を下って行くと、街に出ました。
山に囲まれた湾になっているので、大震災の際も比較的津波の被害は小さかったよう。
古い建物が時折見られ、意外に洋風の建物も目立ちます。

港の周りは、お洒落な真新しいビルが建ち並んでいました。

図書館に向かいます。
地図アプリによると、坂の上の高台にあるよう。
神社の参道を通っても、上に行けます。

ありました。
アクセス道路は狭く、いかにも古い図書館が現れそうなロケーションでしたが、意外にもピカピカの図書館が登場。
玄関脇には、カフェもあります。

一階は児童書。
児童センターにもなっているよう。
子供を飽きさせないためか、複雑な造りです。
棚の随所にぬいぐるみも置かれています。

奥の階段で二階へ。
信月文庫なる棚がありました。宗教関係の本が多め。
駒大名誉教授、佐々木宏幹氏の寄贈だそう。

気仙沼の物産を紹介するコーナーがあり、海苔を展示していました。ここだけ撮影可とのことなので、パチリ。正直あまり撮影意欲をそそられませんでしたが。

テラスがありますが、この時は施錠されていました。悪天候だからでしょうか。
でも窓に向かう閲覧席からは、街と海が一望。

玄関側にはティーンズ。
マンガが大判から文庫まで、かなり豊富。
「ともだちは海のにおい」「みのけもよだつ」の特集コーナーも設けられていました。
それぞれ、海や魚の本、ホラーを置いています。
CD、DVDもありました。

出征兵士、庄子十二氏を紹介するコーナーがありました。

中央のカウンター近くには、ワカメのようなゴチャゴチャした形の大テーブルが。
どうやらリアス式海岸の、気仙沼市の形のよう。
机としての使い勝手は劣悪だと思いますが、内海の部分は分厚いアクリル板になっていました。

街の反対側の窓は、小学校ビュー。
海事・水産のコーナーが特徴的。
他に参考図書、郷土資料があります。
郷土資料は東北、宮城、気仙沼と分かれ、震災コーナーもありました。

笑顔文庫なる列もあります。
出版社の協力で集まった震災関連のもので、全国に巡回された本とその後新たに寄贈された本、とのこと。

ここは宮城県ですが、ほぼ岩手県に囲まれたような地勢。
岩手の本も豊富です。
宮沢賢治、石川啄木、稲垣足穂の本が大量にあります。
気仙沼の文学も、それだけでこんなにあるのか、というくらいあります。
コンピュータの本は、品揃えは今ひとつ。

奥側は先端が二又になっていて、もう一つの隅には何の縁か、池上彰文庫がありました。
本人の寄贈だそうで、歴史、政治、文学と多岐に渡る本が数百冊。
公演や継続的な寄贈を行っているようです。

蔵書数は約23万冊。
100年もの歴史があるのですが、震災で損傷を受け、2018年に再建オープンしたとか。

図書館を出て少し歩くと、街を一望できる所がありました。

急な坂を下りて市街地に戻り、南気仙沼からBRTに乗り、南へ向かいます。

気仙沼市図書館公式ホームページ

陸前高田市立図書館(岩手県)

旅の三日目は、一ノ関から気仙沼、気仙沼からBRTで盛へと向かいます。
一ノ関駅は、なぜかポケモン尽くし。

1時間半ほど乗って、気仙沼駅に到着。

盛というか大船渡は4年前に来ましたが、気仙沼から盛の間は乗ったことが無いので、乗り潰し。
気仙沼からのBRTの乗客は数人。走るのは一般の車も通る道で、トンネルだらけ。わざわざ乗る価値も無かったかな、そもそもこの路線に需要があるのか?と思ってしまいましたが。。
陸前高田からは乗客が増え、ほぼ満席に。
線路跡を活かしたと思われる専用道で、海も見え、満足かつ安心しました。

盛駅にはポケモンではなく、ご当地キャラが集結。

20分弱の滞在で折り返し、陸前高田で下車しました。

陸前高田は震災前に1回、震災後にボランティアも含め3回は来ている、ちょっと思い入れのある場所。
BRT駅の周辺には、真新しい建物が立ち並んでいます。建築の見本市のよう。
まちの縁側なる観光施設には、佐々木朗希コーナーがありました。大船渡高校出身ですが、出身はここ陸前高田。

隣の市立博物館。かなり大きく立派で見応えがありますが、入館無料。世界のおどろき昆虫展を開催していました。

奇跡の一本松ホールも建てられています。

そして、図書館。

アパッセたかたなる商業施設にくっついており、店内から直接入れます。

津波被害から修復された資料が、ガラスケースの中に展示されていました。
隣は東日本大震災資料。大量です。

郷土資料は陸前高田市の他、岩手県、宮城県などに分かれていました。
「コミックいわて」「イワかんとニッポちゃん」などのローカルマンガも。

CD、DVDもありました。

中央に児童書。本棚で丸く囲まれています。

コミックも大量。棚3列分あります。

パソコン・ITの本もそれなりに揃っています。
文庫本は単行本と一緒に置かれていました。

読書テラスもあります。この日はあいにくの雨ですが。

撮影は、申請書を書けばOK。
職員さんが、ここのブラインドが紫色なのは珍しいですよ、と教えてくれたので、パチリ。

ちょっと目を離したら、いつの間にか木目色に変わっていました。
ここにあるのは洋書。震災の本「3.11」もありました。

ルーツは1959年という長い歴史を持つ図書館ですが、2011年の大震災、津波で激しく被災し、大半の資料が破損。修復の様子は全国ニュースにもなりました。
現在の新施設は、2017年にオープン。
6万冊ほどだった蔵書数は、今は約11万冊まで増えているよう。

次の、奇跡の一本松駅まで、BRTに乗ろうと思っていたのですが、図書館で写真を撮りまくっている内に乗り遅れてしまいました。
徒歩15分ほどなので、歩くことにします。

駅の南側は、広大な空き地が広がっています。

旧道の駅。震災遺構として残されています。

津波伝承館は、隣の新しい道の駅と共に、2019年に開館したそう。
激しく損壊した消防車が、津波の威力を伝えています。

海に向かって、慰霊台も作られていました。

そして、奇跡の一本松。

これを見たのは4回目。来るたびに周囲の様子が激しく変わっていますが、すっかり綺麗に整備され、これが最終形でしょう。
松としては完全に死んでしまい、一部本物を活かしたモニュメントと化してしまいましたが、それでもその姿は無言で絶大なものを伝えてくれている気がします。
背後にあるのは、旧ユースホステル。30年近く前、初めて陸前高田に来た時、泊まったのはここでした。

図書館/陸前高田市ホームページ

エスプ塩竈市民図書館(宮城県)

利府を出て岩切で乗り換え、北へ。乗り継ぎの待ち時間が発生するので、どこかで降りて夕食を摂ることにしました。
目を付けたのは塩釜駅。スマホで見つけた駅近くの食堂へ向かいます。持ち時間は35分とかなり短めですが。

しかし、お店らしきものが見当たりません。
ようやく見つけたと思ったら、品切れにより閉店した、とのこと。かなりの人気店だったようです。

失意のまま駅に向かって歩いていると、沿道に図書館ぽい建物を発見。
ウインドウ越しに本棚が並んでいますが、本屋には見えません。こんな所に図書館が!?

ふれあいエスプ塩竈なる交流施設。
全くのノーマークでした。

中に入ってみます。
本には黄色いラベルが貼ってあるのですが、黄色地に白い文字って、、全然読めない。
必死に目を凝らし、「エスプ塩竈市民図書館」と判読しました。
雑誌が多め。100誌近くあります。
本も図書館らしく、分類番号ごとに分類されています。

観光ガイドのこーなーには、「沖縄の観光ガイドにつきましては、図書館からのお取り寄せとなります」との注意書きが。??。沖縄だけなら買えば良いのに。。
郷土資料として、行政資料や美術館、博物館のパンフレットも置いています。
コンピュータの本はほぼゼロ。
マンガも少し。「のだめカンタービレ」「税金で買った本」など。2階にもあるよ!と書かれていました。

長井勝一漫画美術館が併設されていますが、残念ながら臨時休館中。

エレベータで三階へ。
空中庭園がありますが、既に閉まっていました。

続いて二階。
児童書も外からは見えるものの、入口は閉鎖済み。
その手前にマンガが確かにありました。「ハイキュー!!」「はたらく細胞」など最近の人気作が並んでいます。
エレベータ前にはリサイクル市の棚も。

貸出は平日は18時、休日は17時までのようですが、入館は21時まで自由。
施設の開設は1998年。かなり新しく見えましたが、意外にも震災より遥かに前でした。
蔵書数は不明ですが、1万冊程度でしょうか。

ここでの夕食は諦め、塩釜駅から再び乗ります。

JR塩釜駅

食堂は残念でしたが、それ以上の収穫を得られた気分。ちなみに市名と駅名では使われている漢字が異なります。

ふれあいエスプ塩竈 – 塩竈市社会教育施設

利府町図書館(宮城県)

仙台で常磐線から東北本線に乗り換え。乗ったことのない支線で、利府まで行ってみることにしました。
線路はここで行き止まり。嘗ては本線で、先に続いていたそうですが。

仙台からは20分ほど。ベッドタウンとして栄えているのかと思ったら、意外に淋しい町。駅で降りる人は結構いましたが。

利府町は、スポーツのまちを標榜しています。
なぜだろうと思いつつ、駅から北へ向かう道を歩いていると、その理由が分かりました。日韓ワールドカップで使われたスタジアムがあるようです。

駅から10分ほど歩くと、見えてきました。
文化交流センター リフノス。

玄関の脇に木が立っています。

この町にトリノ五輪の金メダリスト、荒川静香が住んでいたそうで、モニュメントがありました。自宅の木を移植したとか。

公民館、カフェなどの入る複合施設。
そして、図書館があります。

館内は、モコモコとした繭のような形。
途中から枝分かれする白い柱も、生糸に見えなくもありません。
静かにBGMが流れています。

本棚の側面に0類、1類、と大きく書かれています。
朝行った広野町の図書室を思い出します。

CD、DVDもありました。
亘理町と同じく、ここも貸出中の札が巻いてあります。
貸出率は亘理町より高め。

「アガサ・クリスティー没後50年 英国ミステリー集めました」の特集コーナーも。
「みんなでつくるPOP展示」も。

郷土資料はRとMに分類。それぞれ利府と宮城
利府の資料は少なめ。どういう町かはよく分かりません。
と思ったら、Tの東北とHの東日本大震災もありました。
小説類も置いています。

マンガもありました。
「ドカベン」「ワンピース」など有名作ばかり

情報科学は、そこそこ技術的な本も置いています。
洋書もほんの少しあります。
絨毯敷きの児童書エリアには、中央に大きなドームがあります。
「しーちゃんのツリー」と大書きされ、スケートする女の子の絵が描かれています。
しーちゃんとはもちろん、荒川静香。同名の絵本があるようです。

2021年に出来たばかりの新しい施設。
蔵書数は約10.6万冊。

駅に戻りました。
駅前には真新しい飲み屋街があるものの、他には特に見るものも見当たらず。宮城スタジアムも歩いて行ける距離ではなく。
予定より1本早い電車に乗りました。

図書館 - リフノス

亘理町立図書館(宮城県)

今回の旅は、細かいプランは立てていません。
電車の中でスマホを見ていて、急に亘理で降りることを思い立ちました。
原ノ町を過ぎると比較的本数も多いので、気軽に降りられます。

駅に直結して、お城のような建物が建っています。

駅舎もお城のよう。

亘理駅西口

長い空中通路で線路を越え、東口のお城へ。

一階には郷土資料室。悠里館と名が付いています。

4時半までということなので、先にこちらを見学。
亘理町の歴史、文化を紹介していました。

本当にお城があったようなのですが、ここがまさにその城跡なのかは分からず。調べたところでは、どうやら関係は無いよう。

五階は展望テラスになっています。
天気は今ひとつですが、360°の展望が楽しめました。

東側の眺め

そして、二階に図書館。
自動ドアの玄関が2つ並んでいます。

左側から入ると、いきなりLD、DVD。
LD及びDVDの一部は貸出不可。
今時LDを置いているとは珍しい、と思っていたらビデオもありました。

CDもあります。新着も入っているよう。
少量ながら、カセットテープも!落語や演歌です。
貸出中のものには、貸出中の札の付いたゴムが巻かれています。
もはや昔懐かしい存在の、レンタルCD屋のよう。
貸出率はかなり低め。

意外に広く、窓に沿った横長の造りなので、展望も良好。
その代償か、本の色褪せが目立ちますが。

著者名の仕切りは、振り仮名入り。

もう1つのドアの前は、雑誌コーナー。
10mはある長いU字型のソファがあります。真ん中は切れていますが。
それを、文庫とノベルズの棚が壁のように囲んでいます。

郷土資料コーナーは、郷土史なる名前で案内されています。
分野別に分けられており、かなりの量。児童書もありました。
伊達政宗、阿武隈川などの本が目立ちます。

なぜか、震災の本は見当たりません。
他の場所にあるのかと探しましたが、やはり見当たらず。
社会の所に少しあるのは見つけましたが。
もう思い出したくない、という町民の声が多いのでしょうか。

開館は1994年。
蔵書数は図書が約16万冊、AV資料が1万点。
小さな町にしては、見た目も中身も立派な図書館でした。
前に濡れずに駅に戻り、再び北に向かう電車に乗りました。
震災の後、この駅から南は不通になり、北は運行、と分岐点になったとか。

亘理町立図書館