下関から電車で九州に上陸。
門司で乗り換え、門司港駅に到着。
レトロ調にリニューアルされ、最近大人気のスポットです。
この街にある、門司図書館を目指します。
栄町銀天街のアーケードを通りました。
ここもなかなかレトロ。まだお正月(この日は1月5日)のためか、開いている店は少なめ。
続いて、中央市場。これは、、
先ほどの銀天街とは比較にならない、レトロさと閉店率。
弁当屋、花屋などが僅かに開いているのみ。開いているのは30軒に1軒、という感じ。
地方の商店街の深刻なシャッター街化については、今更語るまでもありませんが、ここまでシャッター度合の高い所は初めて見ました。
中央市場を出ると、老松公園。
ここの片隅に図書館がありました。ここもなかなかレトロ。
半世紀前の学校のような雰囲気です。
こう見えて一応自動ドア、エレベータもあります。
本があるのは二、三階。
二階はじどうしつ。
絵本、児童書、紙芝居に、YA(ヤングアダルト)もあります。
大人絵本なるコーナーもあり、「絵本平家物語」「レ・ミゼラブル」などがありました。
一般書は三階。
正面に新刊コーナーがありますが、その次はいきなり西村京太郎コーナー、ノベルズ。
広いとは言えない館内には、グレーのスチール棚が所狭しと立ち、窓際の棚にもぎっしりと文庫本が並びます。
書棚エリアは狭苦しいですが、読書席エリアは広々。お年寄りで賑わっています。
郷土資料コーナーには佐木隆三、松本清張が紹介されていて、多数の著作が並んでいました。
読書席の周りには、漫画本コーナーもあります。
雑誌は30誌ほどと少なめ。
明治末期の1910年に創設、今の施設は1964年からという歴史ある図書館。
蔵書数は約17万冊。
駅の傍には、九州鉄道記念館があります。
時間も無いので入らないつもりでしたが、門の前まで来ると誘惑に勝てず。。
北九州市内は電車の本数も多いので、1本遅らせても問題ないと判断、せっかくなので見ることにしました。
入場料の300円は、JRの帰りの切符があれば2割引とのことで、青春18きっぷでもOK。
SLや昔の特急、ブルートレインなどが展示されています。
館内には明治期の客車も展示。
建物は、元は九州鉄道の本社とか。明治24年の建築で、これ自体が文化財です。
再び荘厳な門司港駅に戻り、
鹿児島線の電車に乗り込みました。