図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

福井市桜木図書館(福井県)

福井にやって来ました。一昨年末以来、約1年ぶりです。
2週間前に北陸新幹線が開通したばかり。外資系高級ホテルや新たな商業施設もオープンし、まさに新幹線バブルの様相。福井駅周辺は大いに賑わっていました。

駅西口

駅前の恐竜は、来る度に増えている気がします。
新たに登場したティラノサウルスは吠えまくっていて、子供が怯えていました。

東口にはテラスが作られていました。ここも恐竜づくめ。

越前ガニを咥える恐竜の向こうには、新幹線が停まっています。

やはり恐竜が鎮座する東口広場の向こうにあるビルは、AOSSA。

ここの四階に、図書館があります。

図書館入口

入口を入るとすぐ右に、地域資料の部屋があります。
部屋の前には、紫式部コーナーが作られていました。
詳しくは知りませんが、式部が京都以外で暮らした唯一の地が、福井県の武生とか。
いずれ、放送中の大河ドラマ「光る君へ」で描かれることでしょう。
地域資料は分野別に分けられており、充実しています。
観光大使を務めるという、EXILE橘ケンチ氏の本もありました。
たちばな書店」なるwebサイトを持つ読書家でもあるとか。別途、コラボ企画コーナーも設けられていました。
お市の方や「東尋坊殺人事件」など、縁ある人や土地の小説も多数。

この日は、ふくい桜マラソンの開催前日。その特集コーナーもありました。
桜、マラソンに関する本が集められています。

館内は予想外に広大。
文庫、新書は大量にあります。
旅行ガイドも膨大。入り切らない分は、移動式の棚に入れて備え付けの棚に横付け。
雑誌の棚も、7つも。使われていない所もありますが、二百誌は超えていそう。
その横の窓際には、一人掛けのテーブルセットが並んでいます。
コンピュータの本も豊富。高度な本は見当たりませんが、数はそれなり。

「宇宙の本」コーナーがありました。何の縁かは分かりませんが、子供向け含めて500冊くらいはありそう。

奥の方はティーンズ、児童書。外国語の絵本もあります。
「新幹線がやってきた」なるミニコーナーも作られていました。

大人の本の方にも、「そうだ新幹線で行こう!」なるコーナーが設けられていました。
新幹線というか、鉄道旅行の本が集められています。

古雑誌無料配布なるコーナーもありました。
一人一タイトル3冊以内10冊まで、という少々ややこしいルール。

入口側には、障子風の壁で仕切られた学習室もありました。

AOSSA

開館は2007年。
蔵書数は約25万冊。堂々たる数ですが、これでも市内一ではありません。
なお、本館である市立図書館はリニューアル工事のため、長期休館中。
来月には2年ぶりのオープンだそうで、いつの日か訪れるのが楽しみです。

桜木図書館施設案内