埼玉を出て3日目、遂に青森県に入りました。
ここ田子(たっこ)町の図書館は、通常は平日は6時までなのですが、この日はお盆のため、午後4時までの短縮営業!
車を飛ばして、何とか間に合いました。
タプコピアンプラザなる、コミュニティセンター。
入口前には、巨大なニンニク像が。
中に進むと、図書館がありました。その奥には大きなホールもあります。
木の段を上がるようになっていますが、土足でOK。
東北ではスリッパに履き替える所が多いので、逆に意外性を感じました。
新しそうな施設ですが、本棚には結構古い本が見られます。
昭和30年代の「世界名画全集」などが本棚に普通に混じっています。
コンピュータの本は十冊ほど。
最奥が郷土資料。「東奥年鑑」「青森縣史」といったラインナップに青森まで来たことを実感。
昔懐かしい、書名目録の収まったチェストが残っていました。
平成20年まで使われていたよう。
カウンター前にも郷土資料がありました。
田子町の資料に加え、映画監督の相米慎二の本が多数。相米家のルーツはこの町で、お墓もあるとか。
新刊、話題の本コーナーには、並の図書館なら予約しないと借りられないであろう、「成瀬は…」シリーズ最新作が置いていました。
足澤禎紀吉文庫なるコーナーがありました。
講談社副社長を務めたという名誉町民とか。
「のらくろ」「アンデルセン童話全集」などがあります。
県立図書館の本を借りてきているコーナーもありました。
入口付近にはマンガ、ヤングアダルト。
「ドリームス」は作者が田子町出身とか。
CDもありますが、せいぜい百枚強といったところ。
カウンター前には、「戦争と平和」の特集展示がありました。この時期には多くの所で見られます。
タプコピアンプラザの開設が1996年のようなので、図書館も同じでしょうか。
ハード面はもっと新しそうに見えますが、ソフト面はもっと古そうに見えます。開館は蔵書数は3、4万冊くらいでしょうか。
すぐ傍には、川が流れています。その名も相米川。
橋の欄干にもニンニク。田子町は日本一のニンニクの産地とか。
川の反対側に数百m歩くと、ショッピングセンターに、
バスターミナルがある、町の中心部。
どことなく、東京郊外の町のような雰囲気が感じられました。