寒河江を出て、最上川に沿って南に向かいます。
寒河江も走っていた、JR左沢線の終点、左沢駅。
運行本数は少ないのですが、思いの外立派な駅でした。
さらに南に走ると、朝日町。
町を出ようという所に、大きな建物とエコミュージアムなる看板を発見。
時刻はちょうど朝9時半。
図書館もあるらしい、この施設のオープン時間。寄る予定は無かったのですが、つい寄ってしまいました。
小さな町には似つかわしくない、この大きさ。ですが、人の気配はあまりありません。
正式名称は、朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」。
そのエコミュージアムはというと、、これだけ?
どうやらエコミュージアムと言うのは箱物ではなく、思想、理念。
地域の自然、歴史、文化、などの良さを見直し保存、地域の発展に寄与していく手段とのこと。だから、ミュージアムではなく、その核となるコアセンターということなのでしょう。
一番奥に、図書館があります。扉はなく、オープンな造り。
撮影は、断ればOKとのこと。
本棚の側面に「朝日町の四季」と題した美しい景観の写真が貼られています。
本は少々古め。
特に窓の近くの本は、色褪せまくっています。
漫画がそこそこ豊富。
コンビニに置いているような、雑誌風のワイド版が多くあります。
昨日、増田の町でさんざん見た、「釣りキチ三平」もありました。
郷土資料もそこそこ豊富。
「石の玉」なる冊子が大量にありました。
お寺が発行している、説話集のようなものでした。
コンピュータの本は、読み物系が数十冊あるのみ。
絨毯敷きの絵本ルームもありました。
珍しく、本の帯を集めたファイルが置いてありました。
選本の参考にとのこと。
開館は2000年。蔵書数は不明ですが、2,3万冊といったところでしょうか。
この大きな施設、半分はホール。
普段、どれほど活用されているのかは定かでありませんが、この時は朝早いこともあり、ほぼ無人でした。