図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

栃木市大平図書館(栃木県)

この日は、紅葉狩りをすべく、栃木市までドライブ。
最近、車の ETC 車載器の調子が悪く、料金所のゲートが開かないことがしばしば。
今日は開いてくれるかな?とドキドキしながら通っていました。
買い替えないと駄目かと思っていたのですが、昨日カー用品店で、思いがけず
車載器のレンズのクリーニングをしてもらえました。
その効果や如何に、というのを確認したい、というのが実はドライブの一番の目的。

東北道を使う時の定番、久喜ICから入ります。
緊張しながら、いざゲートに進入。。。無事、開きました。
20分ほど走り、佐野藤岡ICから出ると、、、ここでも無事オープン。
まだ2回の成功だけで断定はできませんが、効果あったのかも、と思え一安心。

ICの近くにある、佐野プレミアムアウトレットにちょっと寄り道。
f:id:n344sj:20201116000826j:plain
コロナどこ吹く風で、大いに賑わっていました。
30分ほどで去るつもりでしたが、スニーカーを買うかどうか迷ったりして、
気が付けば1時間半ほど居座ってしまいました。

アウトレットモールを出て、車で20分ほど。
大平町、現栃木市の図書館に着きました。
f:id:n344sj:20201115235725j:plain
日立系列の大きな工場の近くですが、公民館、文化会館、商工会館などが集まっており、
大平町の官庁街、といった趣き。
周囲は住宅は多いですが、お店の類はあまりありません。
図書館の前は小さな林があり、緑に包まれています。

館内に入ると、「大平の四季」というカラフルな格子柄の壁画が。
その前には、雑誌リサイクルの机があり、不要な雑誌が置かれていました。
児童書購入などの資金集めということで、募金箱も置かれていました。

CDはなかなか豊富。ざっと見積もって四千枚ほどあります。
早くも、クリスマスCDのコーナーも作られていました。
よく見れば、壁にもクリスマスの飾り付けがあったりして。もうそんな時期なのでしょうか。
DVDもありますが、こちらは千枚ほどでした。

コンピュータ関連はぱっとしませんでしたが、全体的には蔵書は充実しています。
分類も細かくされています。

大きな窓からは林が眺められ、高原にでも来たような、中々良い雰囲気。リラックスできます。

f:id:n344sj:20201116000854j:plain
図書館前の林

二階には、学習室も兼ねたリファレンス室がありました。
ここはコロナ対策で、13時半から14時半の間は閉鎖して、消毒作業をしているとのこと。
午前の部の内に来るつもりだったのですが、結局は午後の部になってしまいました。
中には辞書、辞典類がずらりと並んでいますが、郷土資料も中々充実しています。
画家、田中一村の本が何冊も置かれていました。
奄美で多くの作品を残した彼が、栃木の出身という意外な事実を初めて知りました。

当地での開館は1985年、蔵書数は17万点とのこと。
元町立図書館にしては、かなり立派な部類でしょう。

f:id:n344sj:20201122105325j:plain
図書館前の様子

図書館を後にし、お次は標高341mの太平山。山頂近くの謙信平まで、5kmほどの距離。
時間が遅くなったお陰で渋滞にも遭わず、すんなりと駐車場に入れました。
太平山の紅葉が見頃、というネット情報に惹かれて、やって来たのですが、
正直なところ、紅葉はお見事、というほどでもありませんでした。
まだ緑の葉も多く、紅葉のピークはもう一週間ほど後と思われます。
それでも、関東平野を見渡す眺望は素晴らしい。

f:id:n344sj:20201115235811j:plain
謙信平からの眺め

少し歩いて、太平山神社にお参り。
f:id:n344sj:20201116000247j:plain
更に登ると奥宮、また更に登ると頂上に富士浅間神社がありましたが、
どちらも社自体は、見るべきものでもありませんでした。

因みに、山の名前は”太”平山なのに、町や図書館の名前は”大”平。
Wikipediaには、太の字の画数が四なのを嫌った、と書かれていましたが、本当でしょうか。

栃木市大平図書館