函館から室蘭への鈍行の旅は、森駅で最初の乗り継ぎ。
ここでは1時間以上の待ち時間があるので、図書館訪問の予定。
徒歩10分足らずで、古くて大きな図書館に着きました。が、、
入口のガラス扉の向こうに「きょうは やすみ」の文字が。。
やられた。。
函館でもやられたばっかりなのに。
定休は月曜日、館内整理日なので、今日は館内整理日なのでしょうか。
まあ、ここで降りたのは鉄道ダイヤの都合で、強い意志あってのことでは無いので、しようがない。
森と言えば、日本一有名な駅弁かもしれない「いかめし」ですが、ラッキーピエロでお腹いっぱいだったので、購入は見送り。
(そもそも今は駅では売っておらず、駅前の売店で販売)
道の駅の展望デッキで眺めを楽しんで、次は長万部へ。
長万部の図書館は、以前同じような旅をした際にも来たことがあります。
駅で降りると、ここでの持ち時間は僅か30分ほど。
図書館は直線距離では近いのですが、駅の西側。しかし駅には東口しかありません。
GoogleMapで図書館を検索すると、大きく迂回するルートで所要17分!
往復するだけで時間オーバー。諦めそうになりましたが、
いや、そんなに遠くなかったはず、と急いで歩を進めると、Googleには出てこない陸橋が。
これを渡れば、10分とかからずに到着。
ここも開いているか不安でしたが、無事開いていました。
前回来た時は無人でしたが、今回もほぼ無人。職員さんも奥の事務所にいて、カウンターにはいません。
まっすぐ進んだ突き当たりにある、
長万部ゆかり本コーナーには、地元出身の作家の本が置かれています。
和田芳恵氏は、直木賞受賞者。
紹介文にわざわざ(男性)と書かれていました。
櫻田智也氏は、若手ミステリー作家のようです。
横の、北海道の本のコーナーも規模の割に充実。
北海道の文学コーナーも別にあり、倉本聰などの本が置かれていました。
図書館は新しくて綺麗なのに、妙に背が色褪せた本が多いです。
恐らく別の場所から移転したのでしょうが、
そこがよほど陽当り対策が悪かったのでしょうか。
私がよくチェックする、コンピュータ関連は、僅か数冊。
旅行関係も、かなり少なめでした。
視聴覚資料は、映画やアニメのDVDが置かれています。
視聴席はコロナ対策で封鎖されていました。
平成4年に出来た、蔵書5万5千冊の施設。
学習文化センターの中には、ホールもあります。
再び小走りで、駅へ戻ります。
途中の道は、一応温泉街。
人の気配は無く、消滅寸前といった感じ。
10年後には新幹線が停まるようになるというのが信じがたい、小さな駅舎に戻り、東室蘭行き電車に滑り込み。
駅前には、昔twitterで物議を醸したまんべくんもいました。
何とか森町での失敗を返上できて、溜飲を下げました。
ここからは室蘭本線。
ひたすら海沿いを走ります。
周りに民家どころか道路も無い日本一の秘境駅、小幌駅から4人も乗ってきたのには驚きました。
もちろん地元民ではなく、秘境駅マニア風の方々。