大森に来たのは、恐らく20年ぶりくらい。
駅前の西友の上にある、キネカ大森に旧い映画を観に来て以来。
幸い、西友も映画館も健在でした。
ここは大田区ですが、品川区の図書館も徒歩圏内にあるので、行ってみます。
駅から北東に徒歩10分ほど。図書館などありそうにない路地ですが、ここにありました。
真ん中のビルの四階です。
先ほど行った大田区の図書館もやはりビルの四階でしたが、その雰囲気は好対照。
コンパクトな館内には、木の側板の黒いスチール棚がずらり。
背の高い棚が狭いピッチで並んでおり、書庫のような雰囲気です。
カウンターの前は雑誌コーナー。
110誌ほどあります。
地域展示コーナーに置かれているのは、ほとんど行政資料。
品川宿についての本が少しだけありました。
細長い空間に本棚が3列。その右1/3が児童書になっています。
児童書の方は棚が低め。絨毯敷の「ちいさい子のコーナー」もありました。
CDも置いています。
古め、且つさほど著名でない人が目立ち、ややマニアックな品揃え。
地域連携展示コーナーもありました。
上の方は「キネカ大森」特別展示コーナー。
映画の本、サントラCDが集められていました。
その下は「しながわ水族館」コーナー。魚介類の本が置いています。
コンピュータの本はそれなりに揃っています。
新しめの本が多いです。
蔵書数は約5.1万冊、CDは約3800点。
開館年は調べても不明でしたが、
玄関前のロビーに開館50周年記念の寄せ書きがありました。1973年の開館ということでしょうか。
キネカ大森の支配人もメッセージを寄せていました。
ちなみにこのブログでは、東京23区の図書館も結構回ってきましたが、ここ品川区で22区目。
残るは葛飾区のみとなりました。
大森駅西口にも寄ってみます。
東口とはまるで異なる雰囲気。
天祖神社の急な階段が、目の前にあります。
馬込文士村の紹介もありました。そんなイメージは全然無かったのですが、大森と馬込は意外に近くだったようで。
線路脇には、昭和の空気を残す飲み屋街がありました。
裏口だと思っていた西口も、なかなか魅力的。いつか改めてじっくり散策してみたくなりました。